果物で夏冷えに!?薬膳のプロがすすめる「体を温める果物」
ちょっと過ごしやすい気温になったような気がします。
今年は暑いですね〜 という会話で体を冷やす食べ物、温める食べ物の話をしていた時に見つけた記事です。
果物で夏冷えに!?薬膳のプロがすすめる「体を温める果物」
美容や健康のためにフルーツを食べる人も多いかもしれませんが、薬膳においてフルーツは身体を冷やすものが多いです。冷えは太る原因にもつながるので、日頃から身体を温めるフルーツを味方につけましょう。
身体を温めてくれる薬膳的おすすめフルーツを3つご紹介します。
■身体が冷えるとなぜ太る?
薬膳のベースの考えになっている中医学(中国伝統医学)の世界では、身体を構成する3つの物質である「気・血・水(き・けつ・すい)」の巡りが悪くなると冷えやすくなるといわれています。その冷えた部分に脂肪がつきやすいといわれているため、身体を冷やさないことはとても大切です。
「普段から温かい飲み物を飲む」「お尻やお腹を触ると冷たい」「手足がいつも冷たい」という方は、身体が冷えている可能性が高いです。このような人がバナナやスイカ、メロン、キウイフルーツなどのフルーツを食べてしまうと、余計に冷えて太りやすくなるでしょう。
■身体を温めるフルーツ3つ
(1)桃
桃は、身体を温めながら血の巡りも良くしてくれるフルーツです。血の巡りが悪くなると、肩こり、冷え、生理痛の原因につながるといわれていますので、桃の作用で身体を温めながら血の巡りを良くしましょう。また、腸をうるおす作用もあるので便秘でお悩みの方にもおすすめです。
(2)さくらんぼ
さくらんぼは、身体を温めながら「気(き)」をおぎなう食材です。気は、生命エネルギーといわれているので、気が足りなくなると疲労感や免疫力が落ちるといわれています。この季節は汗と一緒に気が減りやすく夏バテにもなりやすいので、さくらんぼを食べて夏バテしない身体を目指しましょう。また、むくみ緩和効果も期待できます。
(3)ライチ
ライチは、身体を温める作用のほか、「血(けつ)」をおぎなう作用にもすぐれているフルーツです。世界三大美女である楊貴妃も好んで食べたといわれています。血や髪、肌にうるおいとハリを与えてくれる働きや、気持ちを安定させる働きも期待できますので、美容と健康にぴったりの食材です。
いかがでしたか? 身体の冷えは太る原因につながるほか、さまざまな不調を招いてしまう可能性もあります。ご紹介したフルーツを味方につけて、身体を冷えから守ってくださいね。
何でも〇〇過ぎ…が良くないんです。食べ過ぎ、飲み過ぎのように。
特に食べ物は旬なものを美味しいうちに食べましょう。