院長ブログ

夏に旬を迎える野菜・果物は? 

カテゴリー:院長スケジュール2025年06月06日(金)

暑くなる…バテる…食べられない…どうしよう…という患者さんとの会話で見つけた記事です。

旬の食夏に旬を迎える野菜・果物は?

このところ陽射しが強くなり、蒸し暑くなってきました。夏に旬を迎える野菜や果物も、春野菜に比べて、強い日差しを浴びて生長する夏野菜は、緑が濃く力強く見えます。
そこで、初夏から夏にかけてグンと美味しくなる野菜や果物について、野菜ソムリエプロに聞きました。

野菜サラダの代表的な素材が一斉に旬
初夏から夏にかけては、サラダに欠かせないフレッシュな生野菜が旬を迎えます。
「キュウリやトマト、レタスなどは気温が高くなると一気に生長し、味が濃く、食感も良くなります。
特にキュウリなどは、生長のスピードが速いと皮が柔らかくなるので一段と美味しさがアップするのです。
これらの野菜は水分が非常に多く、利尿作用があるカリウムを含んでいます。蒸し暑い日にはシャキッとした旬の野菜は口当たりもよくおすすめです」

色鮮やかな夏野菜は夏向きの栄養が豊富

夏野菜は色が鮮やかで濃いものが多いのが特徴の一つです。
「トマトやキュウリ、トウモロコシ、ナスなど、どれも夏の強い日差しに負けない濃い色をしています。
夏野菜には、暑い夏を乗り切るための栄養素、ビタミン類やカリウム、β-カロテンが多く含まれています。ビタミン類は疲労回復や免疫力を高め、夏バテ予防や改善に効果があるとされ、β-カロテンは粘膜や皮膚を丈夫にする働きがあると言われています。

また個性の強い野菜、苦みが特徴のゴーヤ、ネバネバが独特のオクラが旬を迎えます。今はハウス栽培でほぼ1年中出回っていますが、やはりこの時季のものはその個性が一層強くなり、美味しさも増してきます」

今年は梅、サクランボが不作

これからの果物はどうでしょうか。
「去年に引き続き、今年も梅とサクランボは不作と言われています。
梅は生産量第1位の和歌山県で、開花の遅れや3月上旬の低温や雨風の影響で受粉が進まず、実のつきが悪い状況が続いていました。さらに、4月に雹(ひょう)が降り、梅の実に傷がつくなどの被害が発生したため、品質と収量に大きな影響を及ぼしています。
サクランボも最大の産地の山形県で、4月下旬に低温や強風、雨が続き、蜂の活動が鈍って受粉がうまく進みませんでした。さらに、昨夏の高温の影響で花芽が異常に分化してしまい、実が2つに分かれてしまう双子果も増加し、収量が落ち込んでいるようです。

桃やメロンなどは今のところ平年並みに推移しているとのことなので、これからが楽しみです」

これから暑さがこたえる時季に入ります。夏向きの栄養が豊富な夏野菜や果物をたっぷり食べて、暑さに負けないよう体調を整えましょう。

地産地消、旬なものを旬な時に食べる 良い健康法ですよね。

しんきゅう通信6月号

カテゴリー:院長スケジュール2025年05月30日(金)

しんきゅう通信月 6月号 2025

お知らせ 6月21日(土)はお休みさせていただきます

梅雨は“雨ダル”に注意!? 負けないために必要な食事や体作りとは

カテゴリー:院長スケジュール2025年05月23日(金)

雨の日は怠いね~という患者さんとの会話で見つけた記事です。

梅雨は“雨ダル”に注意!? 負けないために必要な食事や体作りとは

多くのエリアがこれから梅雨を迎えます。曇りや雨が続くことを考えると、今から少し気分が落ち込んだりはしないでしょうか。

「梅雨に苦手意識があったり、雨の日に体調を崩しやすいという人は“雨ダルさん”かもしれない」と先生は言います。

梅雨に備えて今からできる“雨ダル”対策について教えていただきましょう。
梅雨は“雨ダル”に注意!?
雨ダルさんとは、天気が崩れるときに、頭痛やめまい、耳鳴り、体のダルさなどの天気痛が出る人のことです。

「天気により体に不調が出る天気痛には、自律神経が関わっています。自律神経は、お休みモードの副交感神経と活動モードの交感神経がバランスを取りながら働くことで、内臓や血圧、ホルモン分泌などのコントロールを行なっています。
雨の日や天気が崩れるときには、気圧や湿度、気温に変化があります。雨ダルさんは、内耳でそれらの情報をキャッチして、脳に伝わることでストレスとなり、自律神経が乱れてしまうのです。
天気痛の症状は人によってさまざまですが、梅雨どきにはひどい眠気やイライラ、やる気が出ないなど、気分の変化となることも多いのです。

問題なのは、天気と不調の関係がわかりにくいために、『気のせい』『甘えてる』と無視して悪化させてしまうことです。心当たりがあるなら、今から梅雨の“雨ダル”に備えておくことです」

雨ダル対策に、今から摂りたい栄養素

梅雨に負けないために、気をつけておきたいのは食事だといいます。主食、主菜、副菜のそろった食事で、しっかり栄養補給しましょう。

「バランス良く食べることで、体の機能の調整や維持に欠かせないビタミンやミネラルも補給できます。なかでも積極的に摂りたいのがビタミンB群です。

脳や神経を正常に保つ働きに関わっており、交感神経と副交感神経のバランスを整えるのに役立ちます。うなぎや豚肉、玄米、全粒粉、ピーナツや枝豆などの豆類に豊富に含まれています。

特に神経細胞の機能維持に役立ち自律神経を整えるのに役立つビタミンB12は、アサリやシジミなどの貝類や肉類、のりなどの海藻類などに豊富です」

おすすめのミネラルもあるといいます。

「亜鉛やマグネシウム、鉄分は、神経伝達物質の生成に関わるため、不足すると脳の働きが低下して、自律神経にも悪影響が出る可能性があります。

亜鉛は、神経伝達物質のドーパミンの生成を助けます。カキやたらこなど魚介類、肉類、のり、納豆など大豆製品に多く含まれます。

マグネシウムは、アーモンドや大豆製品、そばなどに多く含まれていて、交感神経の興奮を抑えてくれます。

また、貧血気味だと頭が重くなるなど“雨ダル”を起こしやすくなります。血液中のヘモグロビンに欠かせない鉄が不足しないようにしましょう。レバーなど肉類、アサリなどの貝類、大根の葉、小松菜、ほうれん草に多く含まれます」

体のリズムを守る

気をつけたいのは栄養素だけではありません。

「雨ダル予防には、何を食べるかだけでなくどのように食べるかも気をつけましょう。朝食からきちんと規則正しく3食とる習慣を守ることが、1日の自律神経のリズムを整えることに役立ちます。

普段から、起床時間を一定にしたり、軽い運動を習慣にする、よい睡眠を取るなど、生活のリズムを作ることも大切です。

生あくびが出る、軽いめまい、かすかな耳鳴り、こめかみが少し痛む、肩や体が重い、など天気痛の予兆があったら、『雨ダルさん体操』をするのもよいでしょう。

耳や首、肩まわりの血行をよくすることで、天気痛の症状改善が期待できます。日課として行えば、雨ダル予防にもなります」
ただ、注意していても疲労やストレスが重なるなど、雨ダルになってしまうことはあるといいます。

「なかなか改善しなかったり、症状が辛い場合は専門医への相談をおすすめします。患者さんの体質や症状に合わせて、内耳のむくみを防ぎ、神経の興奮を抑える働きをするめまい薬や、鎮痛薬、漢方薬などが処方されます」
梅雨を健やかに乗り切るためにも、今から体を整えておきましょう。

「黄砂」で心筋梗塞や脳梗塞を起こす? 飛ぶ日には救急搬送される人が増える傾向…花粉症を「悪化」させる恐れも

カテゴリー:院長スケジュール2025年05月14日(水)

凄い車が汚れる… 息苦しい…という患者さんとの会話で見つけた記事です。

「黄砂」で心筋梗塞や脳梗塞を起こす? 飛ぶ日には救急搬送される人が増える傾向…花粉症を「悪化」させる恐れも

例年2~5月になると、中国大陸から「黄砂」が日本に飛んできます。砂漠から巻き上げられた土壌や鉱物の粒子で、時には空がかすんでしまう状態になり、健康にも悪影響を及ぼすといいます。黄砂について健康への影響や対策について聞きました。

アレルギーの人 どんな症状出るの?
――環境省の調査では、黄砂は西日本だけでなく東京や仙台、札幌などでも観測されていました。
以前は黄砂が観測されなかった関東や東北、北海道、沖縄でも、確認されるようになっています。今年3月25日前後に東京へ飛来した黄砂は、広範囲に高濃度であったのが特徴でした。地球温暖化によって、今後、黄砂が多く観測されることが予想されています。
ただ、飛んでくる量は異なり、地域によって濃度の差もあります。西日本では、低空がかすむほどの高濃度になることもよくあります。雨が降って途中で落ち、日本列島まで到達しない年もあります。

――健康への影響はあるのでしょうか。
アレルギー症状を引き起こしたり、呼吸器や循環器に影響を及ぼしたりする恐れがあります。
アレルギーについては、目のかゆみや、鼻水、くしゃみ、皮膚の赤みなどが報告されていて、黄砂の濃度が高いほど発症する人が多くなります。

――アレルギーを持っている人は要注意ですね。
皮膚のアレルギーの場合は、目に見えないようなわずかな濃度でも、(1)発疹が出る(2)赤くなる(3)肌がかゆくなる――といった症状が出ます。金属アレルギーを持っている人が出やすいことは分かっていますが、これまでアレルギーがなかった人も発症する恐れがあります。
花粉症の人は、黄砂によってくしゃみや鼻水といった症状が悪化するという報告もあります。その背景に、黄砂や大気汚染物質の粒子が、炎症を誘導して、花粉症を悪化させる可能性が示されています。

――どのような物質にアレルギー反応が出るのか、調べることはできますか。
黄砂には、ニッケルや鉛、カドミウムといった重金属のほか、細菌やバクテリアなどさまざまな物質が含まれていて、成分ごとに検査をしないと特定するのは難しいと思います。
花粉症の検査で陰性なのに症状が出て、その日に黄砂が飛んでいれば、黄砂がアレルギー症状を引き起こしていると診断するのが一般的です。その場合、目のかゆみや鼻の症状などを抑える対症療法が行われています。

ぜんそくやCOPDの患者は要注意

――呼吸器への影響について教えてください。
黄砂がひどいときは、ぜんそくや慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんの症状が悪化し、医療機関への受診や、救急搬送が増加することが確認されています。特に子どもや高齢者に多く、ぜんそくによる入院も増えています。呼吸器の疾患を持っていない人でも、せきや喉の痛みが出ることが報告されています。

――原因は何でしょうか。
黄砂の細かい粒子が鼻や口から入り、鼻や喉の粘膜や肺の奥に到達し、そこで炎症を引き起こしています。
日本に飛んでくる黄砂の粒子は2~4マイクロメートルのものが多いです。これは患部に届いて効果が発揮されやすいよう設計されたぜんそくの吸入薬と同じサイズです。

――循環器には、どう影響するのですか。
日本に限らず海外でも、黄砂が飛ぶ日には心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞による救急搬送や入院が多くなっていることが多数、示唆されています。特に高齢者や、糖尿病、慢性腎臓病などの既往歴がある人はリスクが高いとされています。
どの成分がどのように影響しているかは明確には分かっていません。ただ、もともと心筋梗塞や脳梗塞になりやすい人が、黄砂を吸い込むことによって体に何らかの負荷がかかり、入院や救急搬送といった深刻な状況になっているのではないかと推察されています。
日焼け止めクリームも活用

――黄砂に対して、どのような対策を取ればよいですか。
黄砂が舞っているときは、屋外での激しい運動は避けましょう。呼吸回数や呼吸量が増えるため、黄砂を吸い込む量が増えてしまいます。
マスクの着用も有効です。一般的な不織布マスクでは顔との隙間からほぼ100%の粒子が入り込んでしまいますが、鼻に合わせてワイヤーを曲げることで、吸い込む粒子を半分ほどに減らせます。さらに症状がひどい場合は、顔と密着させて着用できる「N95」マスクを使うと、黄砂や黄砂とともに飛んでくる粒子を吸い込まないようにできる可能性が高まります。
黄砂が皮膚に触れることを防ぐために、長袖を着たり、日焼け止めクリームなどを塗ったりして、粒子が肌に当たらないようにすることもいいでしょう。

気象庁のホームページでは、3日先までの黄砂の広がりを予測しています。こうしたデータを活用しながら、窓の開閉は最小限にする、洗濯物や布団を外に干すのは避ける、空気清浄機を使うなどの対策をすることで、健康への影響を抑えられる可能性があります。

年々、新しい病気や症状が発表されています。
黄砂の被害は中国では昔からあったもので昔の文献を読むと黄砂の影響だろうな~と考えられるものも多いです。鍼灸治療や漢方薬など自然の猛威にこそ力を発揮することがあります。東洋医学を取り入れた予防、治療も加えていくと良いですね。

しんきゅう通信5月号

カテゴリー:院長スケジュール2025年04月30日(水)

しんきゅう通信月 5月号 2025

しんきゅう通信5月号です

一年の1/3が過ぎてしまいました 今年も暑くなりそうです…

「五月病」の影響は「歯」にも!ランチ歯磨きの意外な効用ほか、精神状態と歯の関係について歯科医師が解説

カテゴリー:院長スケジュール2025年04月18日(金)

天気の良い日なのに気分が落ち込むという患者さんとの会話で見つけた記事です。

「五月病」の影響は「歯」にも!ランチ歯磨きの意外な効用ほか、精神状態と歯の関係について歯科医師が解説

五月病とは?

今回は、精神状態と歯の関連性について論じます。

五月病(ごがつびょう)とは、新年度や新生活が始まってから1か月ほど経った頃に心身の不調を感じる現象で、新しい環境や人間関係にうまく馴染めなくて悩んだり落ち込んだりしている状態です。

無気力、不眠、食欲不振、イライラなどが主な症状で、自律神経の乱れやストレスが原因と考えられています。

五月病は、このように精神面での不調が大きな割合を占めていますが、その影響は体だけではなく口の中にも及ぶことが知られています。

では、具体的に口との関わりを見ていきましょう。

1. 虫歯・歯周病のリスクが上がる
五月病で自律神経のバランスが悪くなると、唾液の分泌量が減少します。唾液は口の中を洗浄したり細菌の増殖を抑えたりする働きがあるため、唾液が少なくなると歯垢(プラーク)や歯石といった細菌の塊が歯に付着しやすくなり、口腔二大疾患である虫歯や歯周病のリスクが上がります。

2. 歯ぎしりなどで歯や顎関節にダメージが及ぶ
五月病でストレスがたまると、無意識に歯を食いしばったり、歯ぎしりしたりすることがあります。これらは噛み合わせに負担をかけ、歯の表面をすり減らします。
また、顎の関節にアンバランスな力を加えることにより、口の開閉時に痛みが出たり口が開きにくくなったりする顎関節症になりやすくなります。

3. 栄養バランスが乱れる。
五月病で食欲が低下すると、栄養バランスが乱れます。特にビタミンCやカルシウムなどは歯ぐきや骨、歯の健康にとって不可欠な栄養素です。これらが不足すると、歯や口の健康状態が悪化する可能性があります。
このように、五月病になることで歯や口の健康が影響されるわけですが、では逆に、歯の状態により五月病のようなうつ状態になりやすいことはあるのでしょうか?
歯を失うと、うつになりやすい

2021年に東北大学の研究グループが、歯の本数とうつの発症について調査を行いました。この研究では、65歳以上の地域在住の高齢者約9000人を対象に、歯の本数と3年後のうつの発症の関連性を解析しました。

その結果、歯が20本以上の人に比べて、19本以下の人は抑うつ発症リスクが1.3倍高くなりました。また、うつ発症に至ると考えられる口の中のストレスとして、歯の本数の減少により「食べにくい食べ物がある」(21.9%)を筆頭に、「歯を見せて笑うのをためらう」など、いくつかの問題点が挙げられました。

この研究は、口のストレスが食べる・話すといった機能面だけでなく、見た目の審美面など多岐にわたり、それらが総合的に精神面にも悪影響を及ぼす可能性を示唆しています。

歯周病になると、うつになりやすい

2015年に滋賀医科大学の研究グループが、2000~2005年に新規に診断された12708人の歯周炎患者と、歯周炎のない50832人を2011年まで追跡して比較し、歯周炎とうつ病発症との関連性を解析しました。その結果、歯周病群のうつ病発症率は非歯周病群と比較して高くなり、性や年齢・合併症を調整したハザード比(危険性)は1.73となりました。

つまり、歯周炎はうつ病発症の危険因子であることが明らかにされたのです。

歯を失う最大の原因は虫歯をしのいで歯周病であり、先述した歯の喪失とうつ発症の関わりで結び付くことが理解できます。ですから、良好な精神状態を維持するためにも歯の存在は大切なのです。
五月病の予防のために

様々な要素が関連するため一概には言えないですが、基本的な対策としてはストレスや疲労をため込まないように意識することが大切です。

■気持ちをリラックスさせる。
友達や家族とおしゃべりする、愚痴を聞いてもらう、趣味の時間を作る、スマホや音楽で息抜きする、など。

■体をリフレッシュさせる。
散歩がてらに日光浴をする、軽い運動をする、適度な入浴・睡眠を心掛ける、など。五月病は軽い症状であれば、新しい環境に慣れてしまうと自然と解消されることが多いと言われています。

しかし、症状が重かったり長引いていたりする場合は、そのまま放置せずに専門家や専門医に相談するようにしましょう。環境が合わない場合は、環境を変えるなどの調整が必要な場合も少なくありません。休学や休職などにより、しばらくストレスから距離を置くことが効果的なこともあります。また、休まなくても勉強や部活動などのペースを落としたり、仕事の量や内容を調整してもらって負担を和らげたりするケースもあります。

特に子どもでは、自分で環境の調整をすることが困難な場合が少なくないため、家族の協力が不可欠です。家族や周囲の人の理解がとても大切で、「怠けている」「精神的に弱い」というような目で見るなどせずに、回復するのを温かく見守ってあげることが重要です。

気分をリフレッシュ!ランチ歯磨きの提案

皆さんは昼食を食べた後に、歯磨きをする習慣はありますか?2005年に日本歯磨工業会が報告した内容によると、全国の男女4万人以上を対象に、お昼の歯磨きに関してアンケート調査を実施しました。この調査では、2000~2004年までのアンケート回答を集計しており、大規模なデータが得られています。

その結果、お昼の歯磨き率は全体で43.2%であり、男女別では女性48.3%、男性30.3%で女性の方が高率になりました。また、年代別では女性20歳代が50.0%、男性60歳以上34.2%が最も高くなり、全体として女性が高率になりました。女性の年代別で20歳未満が28.8%と低率なのに対し、20歳代になると50.0%と飛躍的に高くなるという興味深い結果も得られました。

お昼休みに歯磨きをする習慣は虫歯や歯周病の予防につながるだけでなく、歯磨剤に含まれるミントなどの清涼剤によりスーッと爽快な気分になり、午前中の疲れた気持ちをリセットできて気分転換できます。また、昼食を食べると襲ってくる眠気を防いで目覚めさせる効果もあり、特に口臭などを気にしがちな方であれば、歯磨きによる爽やかな口臭で周りの人たちへ配慮することができます。

うつで気分が沈みがちな時こそ、お昼のランチ歯磨きで気持ちをリフレッシュして、昼からの仕事や勉強に励んでみてはいかがでしょうか?歯を守ることが精神安定につながり、良好な気持ちは大切な歯を維持します。ランチ歯磨きもおすすめですが、温かいお茶でも飲んでホッと一息ついたり、太陽の温かい日差しの下で大きくゆっくりと深呼吸したりして、気分転換する習慣をつけるように心掛けてくださいね。

口腔ケアも大事な健康法です。おいしいものもたくさん出てくる季節ですからね。たくさん食べて健康維持です。

つい「二度寝」してしまう…どうして? 睡眠のプロが教える決定的な原因&時間通りに起きるコツ

カテゴリー:院長スケジュール2025年04月14日(月)

最近、起きれなくなった…寝ても寝ても眠たい…という患者さんとの会話で見つけた記事です。

つい「二度寝」してしまう…どうして? 睡眠のプロが教える決定的な原因&時間通りに起きるコツ

二度寝してしまう原因は?
時間通りに起床するために、目覚まし時計を活用している人は多いと思います。一方、目覚まし時計の大きな音で目覚めたものの二度寝をしてしまい、会社や学校に遅刻してしまったという話をよく聞きます。
そもそも、二度寝をしてしまうのはなぜなのでしょうか。時間通りにしっかり起きるには、どのような対策が必要なのでしょうか。

目覚まし時計を大音量にするのはNG

Q.目覚まし時計のアラームで一度、目が覚めたものの、つい二度寝をしてしまうことがあります。そもそも、二度寝をしてしまうのはなぜなのでしょうか。考えられる原因について、教えてください。

「『睡眠慣性』の影響が考えられます。これは覚醒しているのにもかかわらず、まだ睡眠の状態が続いており、強い眠気から適切な行動が取れない状態のことです。この睡眠慣性は睡眠時間が十分確保できていれば、あまり強く出ることはありませんが、深い睡眠のときに起こされたり、睡眠時間が短かったりしたときに強く現れる傾向にあります」

Q.時間通りにしっかり起床するコツについて、教えてください。どのような取り組みが有効なのでしょうか。

「生活のリズムを整えることに尽きます。普段から自分に合った睡眠時間を確保することがしっかり起床するコツです。生活リズムを整えることで起床のリズムも整っていくため、しっかり起きようと思うのであれば生活リズムを整えるようにしましょう。

仕事上、交代制勤務を取っている人もいらっしゃると思います。交代勤務は体への負担が大きい勤務形態ですが、勤務の順番によっても負担度合いは変わります。例えば3交代で日勤、準夜勤、深夜勤という正循環を取り入れている場合、どんどん遅寝遅起きになっていくリズムのため、体の負担は少なくなります。

しかし、逆循環の場合はどんどん早寝早起きをしていくリズムなので、体の負担がとても大きくなります。

睡眠の悪化は日中のパフォーマンスに直結するため、思わぬミスや労災事故を防ぐためにも、交代勤務の順番は正循環を取り入れることがおすすめです」

Q.目覚めを悪くしてしまう取り組みはありますか。例えば、目覚まし時計のアラームを大音量に調節しても問題はないのでしょうか。

「大音量の目覚まし時計は、目覚めを悪くする一因になります。徐々に音量が大きくなるタイプの目覚まし時計の方がよいでしょう。さらにおすすめなのが、光で起こしてくれるタイプの目覚まし時計です。

室温や湿度などの睡眠環境も目覚めの良しあしを左右します。これから暑くなっていく季節なので、エアコンや扇風機を上手に活用しましょう。何より『自分に合った睡眠時間が確保できない』『生活リズムが乱れている』というのが目覚めを悪くする一番の要因なので、生活リズムを整えましょう。生活リズムを整えることで、目覚まし時計なしで目覚めることができるようになります」

* * *

二度寝をしてしまうのは、睡眠慣性という現象が原因であることが分かりました。生活リズムを整えるとともに、目覚まし時計を変えてみたり、睡眠環境を整える工夫をしてみたりしましょう。

お風呂や食事に軽い運動などできることはたくさんあります。鍼灸治療もその中の一つです。

しんきゅう通信4月号

カテゴリー:院長スケジュール2025年04月03日(木)

しんきゅう通信月 4号 2025

4月です このまま暑くなっていくのか…?

【心活】心にはご褒美。カラダはリセットを。自律神経が整えば免疫もアップ!

カテゴリー:院長スケジュール2025年03月26日(水)

暖かいのか?暑いのか?寒いのか?わからない
「疲れちゃう」という患者さんとの会話で見つけた記事です。

【心活】心にはご褒美。カラダはリセットを。自律神経が整えば免疫もアップ!

気持ちが落ち込んだり、疲労感やだるさを感じたり…。この時期は、気候や生活環境の変化などで、自律神経が乱れやすい季節。目に見えないが、自律神経の乱れはあらゆる不調の原因となるため、バランスを整える心活を心がけることが大切。それが、免疫を正常に機能させるカギともいえるそう。そこで自律神経と免疫について、先生がレクチャー。

自律神経と免疫について解説

――そもそも自律神経のバランスが乱れるのはなぜですか?

自律神経は、生命を維持するために25時間働いているシステムです。自律神経には、アクセル役の交感神経とブレーキ役の副交感神経の2種類があり、お互いがシーソーのようにバランスをとりながら状況に応じて切り替わることで、カラダと心の状態を良いコンディションに保っています。自律神経は基本的に自動で調整されるものなのですが、とても繊細なためストレスの影響を大きく受けます。人間関係などによる精神的なストレス、疲労などによる身体的ストレス、気圧や気温の変動による環境的なストレスなど、様々な原因によって、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、自律神経のバランスが乱れると、免疫のバランスも乱れてきます。

――自律神経のバランスが乱れると、免疫のバランスも乱れるのはなぜ?

交感神経と副交感神経が交互に優位になることで免疫機能を支えているからです。免疫システムの一部を担う白血球は、様々な免疫細胞で構成され、交感神経が優位の状態だと、殺菌作用がある成分を持つ顆粒球が増加します。逆に副交感神経が優位の状態だと抗体を作って抗原を攻撃するリンパ球が増加します。だから免疫細胞のバランスを保つためには、自律神経のバランスを整えることが大切なのです。たとえば過緊張やストレスなどで交感神経が優位になり、アクセルを踏みっぱなしの状態が長引くと、顆粒球が異常に増えて、体内に炎症を起こしたり、免疫機能が正常に機能しなくなります。

――自律神経も免疫細胞も、バランスが崩れてどちらかに偏ってはよくないんですね。では、自律神経のバランスを整えるためにはどうすれば?

自律神経と心は決してイコールではありませんが、ものすごく近いところにあります。たとえば不安なことがあると眠れなくなるように、自律神経と心は連動している。心を鍛えるような禅やマインドフルネスなどもいいかもしれませんが、もっと簡単に、規則正しい生活を心がけたり、生活の中でリラックスできることを増やせば、自律神経が整って、免疫機能も自ずと良い状態に戻っていきます。

――ストレスがかかっても日々の生活の中でちゃんとリラックスできれば、自律神経のバランスも良い状態を維持できるし、不調にならないのですか?

そうです。ストレスが全て悪いわけではなく、うまく付き合っていくことが大事なんです。ストレスがかかって不調になる人は、基本的に交感神経優位でアクセル踏みっぱなしの状態が長く続いているということ。それではやはりカラダも心も悲鳴を上げます。だからこそ積極的にリラックスする時間を設けることで、副交感神経優位の状態を作ってあげることが大事なんです。

――リラックスする以外に、生活習慣の中で気を付けることはありますか?

腸を良い状態に保つことが、自律神経にも免疫にもよいといわれています。腸と自律神経は切っても切れない深い関係にあります。その理由は、脳と腸は自律神経やホルモンを介してお互いに情報交換をしているから。これを“脳腸相関”といいます。緊張や不安を感じた時に、お腹が痛くなった経験はありませんか? 逆に腸内環境が悪化すると、その情報が脳に伝わり、自律神経が乱れて心身の不調を招きます。このように脳と腸は双方的に影響を及ぼし合い、それが自律神経にも影響を与えます。また腸管の粘膜に免疫細胞の約7割が棲息し、侵入してくる外敵と戦っているので、腸内環境が悪化すると免疫の働きにもダイレクトに影響します。自律神経が乱れると免疫機能も下がりやすくなるので、腸を良い状態に保つことは、自律神経にも免疫にもとても大切なことなんです。

※交感神経と副交感神経
心身が活動的で興奮している時に交感神経が優位に働き、心身がリラックスしている時に副交感神経が優位になる。

※脳腸相関
脳と腸が、互いに影響を及ぼし合う関係にあること。脳が受けたストレスは腸に反映され、腸の不調は脳に反映される。
【自律神経のバランスを整える心活習慣1】1日30分、自分にご褒美タイムを。
自律神経のバランスを整える心活習慣として1日30分自分にご褒美タイムを

本来は睡眠が最強のリセット方法だが、毎日何かと忙しく、睡眠時間が足りていない人も多い。なので日中にリセットする方法として、リラックスタイムを毎日設けよう。

「映画を観たり、カラダを動かしたりと、好きなことだけをする“ご褒美タイム”を作りましょう。週末にまとめてでもいいですが、できれば1日30分でもいいので毎日ご褒美タイムを設けると、自律神経は乱れにくくなります。できれば仕事の後、夕方から寝る前までに設けると、質の良い睡眠にも繋がるし、心も豊かになってきます」

好きなことが自分の心の栄養になるため、YouTubeの動画を見たり、ヨガやストレッチをしたり、お笑い番組を見て大笑いしたり、何でもあり! 忙しいなら仕事にかこつけて、自分にとって勉強になりそうな楽しいことを追求してもOK。
【自律神経のバランスを整える心活習慣2】規則正しい生活を。
自律神経のバランスを整える心活習慣として規則正しい生活を送ることが大事

自律神経は、一定のリズムを好むため、できるだけ規則正しい生活を送ること。

「自律神経は25時間の周期でバランスを保っているため、日々の活動のリズムが乱れると、自律神経にも影響します。朝は大体決まった時間に起床して、食事もちゃんと栄養のあるものを摂取してエネルギーをチャージ。日中は太陽の光をできるだけ浴びながら活動し、その合間にちゃんと休憩を取り、心身に負担をかけないように心がける。そして日が沈んだら休息モードに入れるようにご褒美タイムを設けるなど、生活にメリハリをつけながらリズムを整えていきましょう」
【自律神経のバランスを整える心活習慣3】仕事の合間に1分ストレッチをする。
自律神経のバランスを整える心活習慣として仕事の合間に1分ストレッチをしよう

日中にカラダを動かすことは自律神経を整えるのにとても重要だそう。

「特にデスクワーク中心で働いている人はずっと座りっぱなしで運動不足が顕著。たとえば1時間に1回立ち上がって、肩や首を回したり、ストレッチしたり。深呼吸するだけでも心身がリセットされ、自律神経が整いやすくなります。まとまった時間が取れなくても、仕事の合間に1分やるだけで全然変わってきます」

まずはトイレに立ったついでにストレッチを。習慣化できたら時間や回数を増やして。心もカラダもリフレッシュでき、仕事のパフォーマンスにも良い影響を与えるはず。
【自律神経のバランスを整える心活習慣4】良い腸内環境をキープする。
自律神経のバランスを整える心活習慣として大事なのは良い腸内環境をキープすること

交感神経が優位な時は、腸の蠕動運動が停滞し、副交感神経が優位な時は蠕動運動が活発になる。このように腸の働きには、自律神経が大きく関わっている。

「また、腸内細菌のバランスが整うと、腸に棲息する免疫細胞が活性化されるため、免疫機能が向上します。悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にするためには、乳酸菌やビフィズス菌が豊富なヨーグルトや、納豆などの発酵食品を摂取して、腸内の善玉菌を増やすことが大切です。善玉菌は一定期間過ぎてしまうと体外に排出されてしまうため、毎日継続的に摂取するように心がけましょう」

春の「寒暖差疲労」に注意! 対策に欠かせない、自律神経を整える食材は?

カテゴリー:院長スケジュール2025年03月19日(水)

暖かいのか?寒いのか?わからないから疲れる…という患者さんとの会話で見つけた記事です。

春の「寒暖差疲労」に注意! 対策に欠かせない、自律神経を整える食材は?

最近は暖かい日が多かったですが、16日(日)以降は冬を思わせる寒さになる地域が多く、寒暖差が大きくなりそうです。

春先のこの時季は、寒暖差など気象の変化が大きく、知らず知らずのうちに心身のストレスとなることもあります。

「寒暖差による不調」についてアンケート調査を実施したところ、「少し感じる」も含めて男性は約6割、女性は8割近くも不調を感じていることが分かりました。

「暖かくなっても布団から出られない」「食欲不振でやる気も出ない」という人は、寒暖差疲労が隠れているかもしれません。

季節の変わり目に起きやすい、体や心のさまざまな不調とその対策について先生に教えていただきましょう。

春の“暖かい”“寒い”はやっぱり体に負担!?

ここのところ交互に訪れる季節外れの暖かさと寒さに、体が寒暖差疲労を起こしているかもしれません。

「寒暖差疲労とは、気温の大きな変化が体へのストレスとなり不調を招いてしまうもの。天気による気圧や気温の変化から自律神経が乱れて症状が起きる、天気痛のひとつといえます。
春は気温差に注意が向きますが、こういった天候の変化が大きいときは湿度、気圧の変化もかなりのもので、気づかぬうちに負担が増しているのです。

頭痛、肩こり、冷え性、だるさ、吐き気、めまいなどの体の不調から、イライラや気分の落ち込み、頭がぼんやりするなど、人によって訴える症状はさまざまです」

寒暖差疲労に負けないために

寒暖差疲労を起こさないためには、どうしたらよいのでしょうか。

「天候は変えられないので、生活のなかで体を冷やしてしまう機会を減らすよう心がけましょう。春は服装も軽やかになってきますが、朝晩はまだ冷えることが多いです。引き続き防寒に気を抜かないようにします。
また、入浴と飲み物は温かいものを選ぶなど、体を温めることも有効です。軽い筋トレやストレッチ、有酸素運動を取り入れれば、血行がよくなります」
そして、取り組みやすく効果も高い対策が食事だといいます。

「調子の悪さから朝食を抜いてしまうこともあるようですが、まずは3食きちんと食べること。一日の自律神経のリズムを整えられ、たんぱく質などの栄養成分を不足なく摂りやすくなります。

積極的に摂りたいのが、神経細胞に働きかけるビタミンB群、ストレスによいマグネシウムや亜鉛などのビタミン・ミネラル類です。豚肉や豆腐など手軽に摂れる食材も多くあります。

アミノ酸の一種であるGABA(ギャバ)は人の脳内にもある神経伝達物質で、ストレスに効果があるとして近年注目されています。きのこやトマト、カカオなどに多く含まれています。また、食物繊維も腸内環境を整えることで、健康やストレス調整に役立ちます」

自分の健康は自分で守りたいもの。ちょっと元気がなくなっているかなと感じたら、積極的にケアしていきましょう。

年々暮らしにくい、生きていきにくい感じのする環境になっていってるように感じます。身体を強く、そして余裕をもてる状態にしていきたいですね。

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