鍼灸治療でガンコな腰痛が改善!? 家庭でできるツボ押しを大公開
最近、テレビなどで鍼灸治療や東洋医学を取り上げたものが多く「昨日のテレビ見た?」という患者さんとの会話から見つけた記事です。
鍼灸治療でガンコな腰痛が改善!? 家庭でできるツボ押しを大公開
■東洋医学の鍼灸治療を詳しく解説
9月24日放送の「東洋医学ホントのチカラ」(NHK)では、ツボの秘密や鍼の効果などを学んでいきました。東洋医学でいう「ツボ」は解剖学的には神経や血管が集まる場所。針の刺激が神経に伝わるとその傷を治そうと拡張物質が分泌されます。すると血管や筋肉が緩んで、血流が改善されるという仕組み。
また最近では、西洋医学でも「トリガーポイント」という場所が注目されてきています。別名では「経路」とも呼ばれていて、ツボとツボをつなぐラインのこと。主に離れた場所で起こる痛みの原因のことをトリガーポイントと呼んでいます。
最先端の鍼灸治療では、東洋医療と西洋医療のタッグが誕生。痛みを取り除く方法として、手術後のリハビリテーションにも選択肢として上がっています。実際に治療を受けていた女性も、鍼灸治療のあとには“足のしびれがよくなった”とコメントしていました。
■女性に効く“妊活のツボ”ってどこ?
鍼灸の秘密を詳しく学んだところで、ここからは家庭でできるツボ押しを紹介していきましょう! まずは腰痛のツボを伝授してもらいます。「腎兪(じんゆ)」と呼ばれるツボは、腰のくびれた場所にある背骨沿いのツボ。手でムリに押すと肩を痛めてしまう可能性があるので、仰向けになってソフトボールなどで押すとGOOD。体を上下左右に動かしながら、ボールが当たる位置を適度に変えていきましょう。この時左右のツボのうち、どちらかだけを押すのはNG行為です。しっかりと2か所とも刺激してくださいね。
続いて紹介する「三陰交」は、内くるぶしから指4本分上にある女性にとって万能のツボ。「妊活のツボ」とも呼ばれており、血流やホルモンの分泌を調整して子宮の機能をよくする効果があります。押すときはツボに対して垂直に指をあてることがポイント。手の親指同士を重ねて押すとやり易いですよ。
放送終了後には反響が続出しており、「鍼灸とかツボは近寄りがたいイメージがあったけど、意外と始めやすいかも!」「家でもツボ押しができるから今までより鍼灸治療が身近に思える」と好評の声が相次いでいました。
ツボ押しは、家庭でも簡単にできる種類のものがたくさんあります。これからはマッサージや薬だけでなく、ツボ押しも体の不調を治す1つの選択肢かもしれませんね。
鍼灸治療がもっともっと取り上げられて皆さんの身近なものとなっていただきたいものです。








