枕でストレートネックを改善!寝ている間に正しい姿勢に戻す方法
寝起きで一番、肩が凝るという話を患者さんとしているときに見つけた記事です。
まくらでストレートネックを改善!寝ている間に正しい姿勢に戻す方法
【枕でストレートネックを改善!】原因は姿勢にあった?
本来、首の骨は背骨からゆるやかにカーブを描いた「く」のような形をしています。この形は5〜6キロとも言われる、重い頭を支えるため、このような曲がった骨の構造になったと考えられています。
ところがパソコンやスマホの使用などで、前かがみの姿勢を長時間続けていると、背骨の角度のまま首の骨がまっすぐになってしまう「ストレートネック」と呼ばれる状態になります。
うつむいた状態でスマホを使用していると、5〜6キロほどの頭の重さが3倍にも4倍にもなって、首に負担がかかってしまいます。やがて肩や首の痛み、頭痛、肩こりなどのさまざまな症状を引き起こしてしまうのです。
解消するには、パソコンやスマホを使うときの姿勢を正すことがとても重要ですが、体の癖はなかなか簡単には改善できないのが現実ですよね。
そこでおすすめなのが、枕を使ったストレートネックの改善法なんです。
【枕でストレートネックを改善!】眠りの時間を利用して
枕が高い人はストレートネックを悪化させる可能性があります。首が前に押されてしまうため、肩こりの原因にもなると言われています。
そのためストレートネックの改善には、ある程度枕を低くして眠る必要があります。しかし、一度高い枕で眠ることが習慣化すると、急に低い枕では眠りにくいでしょう。
そこで、枕の上にタオルを数枚敷いて、慣れてきたら、数日ごとにタオルの枚数を減らして、枕の徐々に低さに慣れさせると眠りやすくなるでしょう。
また枕は首の位置が高く、頭の位置が低いのが理想の形に近いと言われています。新しい枕を買うのが難しい場合は、バスタオルをぐるぐると巻いたものを首にあてるのもおすすめです。
また低すぎる枕は首へのサポートがないため、かえって負担がかかります。適度な高さと、適度な柔らかさがストレートネックの改善には重要なのだそう。
症状がひどいと、吐き気を引き起こすこともあるストレートネック。睡眠の時間を利用して上手に改善していきましょう。
寝ているときには結構、力が入っているんです。歯ぎしりや噛みしめ喰いしばりといったことは寝ている時に一番多いようです。
リラックスした睡眠時間を鍼灸治療でつくってみましょう。