院長ブログ

その不調、「梅雨ストレス」からのホルモンバランスの乱れが原因かも。

カテゴリー:院長スケジュール2017年06月22日(木)

その不調、「梅雨ストレス」からのホルモンバランスの乱れが原因かも。
毎年、梅雨の時期になると「なんとなく憂鬱」「体がダルい」「頭痛がする」など不調を感じる方は多いのではないでしょうか。
梅雨の時期は、梅雨のストレスから、ホルモンバランスが乱れやすくなり、心と体にさまざまな不調を引き起こしてしまうといいます。そこで、今回は、ホルモンバランスを整えて、梅雨ストレスの予防と解消法をご紹介します。
梅雨の気象がストレスに!
梅雨前線付近の低気圧の影響で雨が続く日、また、肌寒い日や蒸し暑い日など天気が変わりやすいのが梅雨の気象の特徴。このような気象の変化がストレスとなって、自律神経のバランスが乱れ、不調が出やすくなります。また、梅雨時期は、日照時間が少ないため、体内時計がくるい、セロトニンの分泌が減ってしまうことで季節性うつ病が増えるとされています。
「梅雨ストレス」と「女性ホルモンバランスの乱れ」のダブルダメージを受けないために!
梅雨ストレスでセロトニン不足や自律神経のバランスが乱れると、同時に、女性ホルモンのバランスも乱れてしまい、ますます心身の不調に悩まされることに。とくに、40歳半ば以降の女性は“更年期うつ”にも注意が必要です。
乱れがちな女性ホルモンをコントロールして、上手く梅雨を乗り切るコツをご紹介します。
①基礎体温をつける。
女性ホルモン周期によって、女性は心と体が変化するのを知っていますか? とくに意識したいのが、黄体期(生理前14日間)。この時期は、女性ホルモンバランスが大きく変化してプロゲステロンの分泌が多くなり、イライラする、憂鬱になる、不安感、無気力になる、不眠・頭痛・便秘など心と体に不調が出やすいのです。だから、基礎体温をつけて、自分の黄体期と梅雨が重なる日を知っておくことがとても大事です。
②体内時計をリセットする。
朝の起床後、コップ一杯のレモン水を飲むと、体内時計をリセットする作用があるとされています。朝に体内時計をリセットすると質の良い睡眠にも効果的です。
③適度なリズム運動をする。
梅雨時期は、外に出るのがおっくうになり、運動不足になりがち。家の中でもできるスクワット、腹式呼吸、エア縄跳びなど、 セロトニンの分泌を活性化するといわれる一定の動きをくり返すリズム運動がオススメ。
④積極的にホルモンバランスを整える食品をとる。
女性ホルモンやセロトニンなどのホルモンバランスに大きな影響を与えるのが食事。夏に向けて、食事制限ダイエットをしている方や不規則な食生活をしている方は、ホルモンバランスが乱れやすいので注意して。栄養バランスの良い食事を基本として、とくにセロトニンをつくるトリプトファンと女性ホルモンバランスをサポートするビタミンB6やビタミンEを積極的にとるよう心がけましょう。
⚫積極的にとりたい食品
・トリプトファン(チーズ、牛乳、大豆など)
・ビタミンB6 (かつお・まぐろなど)
・ビタミンE  (アーモンドなどナッツ類・オリーブオイルなど)
*とくに黄体期(生理前)は、アルコール、カフェイン、甘い物を控えましょう。
⑤1日一回は音楽を聴いてリラックスする。
最近、ストレス軽減として音楽療法が注目され、音楽療法用のCDやストレスホルモンのコルチゾールが減少するといわれているモーツアルトの曲が活用されています。
イライラした時や落ち込んだ時に音楽を聴いて、気分が落ち着いたり、明るい気持ちになったり、音楽の不思議な力を感じたことがある方も多いはず。
忙しい毎日の中でも、朝の目覚め、入浴時、夜寝る前などに1日一回は一人になり、リラックスする時間をつくり、音楽を聴いてみては。
音楽は、音楽療法用やモーツアルトでなくても構いません。今の心の状態に合った「心地よい」と感じる音楽を聴くことがとても大切です!
また、CDで音楽を聴くだけでなく、演奏会に行く、自分で演奏する、歌を歌うなどもオススメです。

東洋医学では湿度が上がったり下がったりすると体の中の水分が濁って様々な症状を出すと言われています。梅雨の不調にも鍼灸治療は効果的です。

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