院長ブログ

水虫を治すにはお酢が効果的?の話

カテゴリー:院長スケジュール2016年08月18日(木)

ちょっと前にジャニーズアイドル主演のドラマを見ているときに主人公が水虫で悩んでいていろいろな治療方法を試していました。その中でお酢を使った水虫の治療方法を試していましたが子供のころ、大人が同じようにしているのを見た記憶が蘇り検索していたらこんな記事を見つけました。

病院で行う水虫の治療法は、多くが薬を使用する方法です。水虫の種類によって飲み薬か塗り薬かの違いはありますが、いずれも数カ月で完治すると言われています。一方インターネット上では、水虫の治療にお酢が効果的という情報もあります。一体どのようにして、水虫をお酢で治療するのでしょうか。

酢を用いた水虫ケアの方法とは?

水虫ケアに用いるお酢は、木酢液や竹酢液を用いる方法が有名です。インターネット上で紹介されている水虫ケアの方法は、次のようなものがあります。

希釈法

40度前後のお湯と酢を用意します。お湯で酢を5〜10倍に薄めて、洗面器やボウルなどに入れます。その中に水虫になっている足を入れ、毎日30分〜60分程度そのままにします。足の皮がむけるまで、毎日繰り返し行います。

原液法

希釈法と同様、洗面器やボウルに水虫になっている足を入れる方法です。この方法では、酢を希釈せずに原液につけます。酢を40度前後まで温めて、10分ほど足を入れます。長時間足を入れることはせず、足の様子を見ながら行います。皮膚の弱い人やなんらかの刺激があった場合などは、行わないかすぐに中止してください。

ビニール袋活用法

40度前後のお湯で、お酢を5倍に薄めます。それを二重にしたビニール袋の中に入れ、足を入れます。足首周辺まで液に浸したら、足首をゴムでとめて、その上から靴下をはきます。そのまま6時間〜7時間ほど過ごします。

時間が経ったら、足をよく洗い流してから乾燥させ水虫の状態を確認します。長時間つけるため、本などを読みながら実施するとやりやすいです。

綿棒湿布法

初期の水虫の治療によく使われる方法です。湯上りなどに。お酢の原液を綿棒に湿らせて、水虫の患部に塗布します。部分的に水虫がある方に向いています。

スプレー法

市販のスプレー容器などに、お酢を少量入れて水で希釈します。酢液を水虫の患部にスプレーして使います。足を清潔にした後に行うようにします。

医学的な根拠はあるの?

上で紹介したものは、水虫の民間療法としてインターネット上に紹介されているものです。医学的観点からすると、これらについて正式に論文等で効果があると証明されたものはありません。

皮膚の弱い方にとっては、お酢が刺激になってしまうことも考えられますし、水虫の症状を必ず改善させるものではありません。お酢を使用したせいで、炎症を起こしてしまう可能性もあります。

あくまでも治療の補助として考える程度に留めておいた方が無難です。

当院に治療に来られる患者さんの何人かが
「鍼灸は水虫にも効くの?」と聞かれ
「よくわかりません」と答えると
「ここに来るようになってから水虫が治った」
という人が何人かいました。なんで良くなったのかはわかりませんが
当院では足にお灸をします。それが良い結果を出しているのではないかと推測しています。うれしい副作用ですね。

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