お医者さんが紹介する胃痛のツボ
今回はお医者さんが紹介する胃痛のツボを紹介します。
お医者さんが紹介するツボはWHOでも認められているツボを紹介するときが多いです。世界基準のツボなんです。今回はそんな記事の紹介です。
胃痛を改善するために、ツボをマッサージしてみてはいかがでしょうか?胃の痛みをやわらげながら、体の調子を整えるツボをご紹介します。
ツボ押しの効果が期待できる胃痛のタイプ
ツボマッサージの効果が期待できるのは、次のようなちょっとした不調が原因となる胃痛です。
<食べ過ぎ・飲み過ぎによる胃痛>
胃の働きが低下し、食べ物の消化が滞って痛みが発生しています。もたれた胃の活動をサポートしたり、消化を促進したりするツボを刺激するとよいでしょう。
<冷えによる胃痛>
血液の循環が悪くなり、胃の働きが低下しています。血流を促進するツボをマッサージして胃の不調を改善しましょう。
<ストレスによる胃痛>
過剰なストレスによって、胃腸の働きが抑制されています。交感神経が優位になり過ぎているので、ツボ押しをして自律神経のバランスを整えましょう。また、血行促進にも有効です。
胃痛に効果的な7つのツボ
<胃兪(イユ)>
胃の不調全般に有効とされています。特に消化機能を整える働きがあるため、食欲不振や過食気味が気になるときにマッサージしてみましょう。場所は、胃の裏付近にある背骨の両側。仰向けに寝て、げんこつにした手を背中の下に回し入れた際に当たる部分です。
背中にあるツボを押しにくいときは、テニスボールの上に仰向けに寝るとちょうどよい強さで刺激することができます。
<脾兪(ヒユ)>
胃兪から指2本分くらい上にある背中のツボです。消化を促進するため、食欲不振のほかにも便秘や下痢に効果的です。
イユヒユ
<中脘(チュウカン)>
おへそとみぞおちを直線で結んだ線の中間にあります。胃腸の働きを高める効果があり、胃痛のほか消化不良や食あたりにも有効です。ただし、食べた直後はマッサージをしないでください。
<合谷(ゴウコク)>
手の甲を上にした状態で親指と人差し指の間のくぼみを押します。痛みがあり、気持ちいいと感じるところです。ストレスのほか、風邪のひき始めや肩こりなどに効果的な万能なツボといわれています。血行促進と自律神経を整える効果があります。
<足三里(アシサンリ)>
膝の下から指4本分のところにあるツボ。胃痛や胃痙攣などに効果を発揮します。
<内関(ナイカン)>
手の内側で、手首から指3本分ひじに向かった場所にあります。ストレスによる胃痛や吐き気を感じるときに刺激してみましょう。
<百会(ヒャクエ)>
頭のてっぺんにある、体全体を調整するとされているツボです。自律神経を整えたいときに有効です。
これらのツボをマッサージして、つらい胃痛を少しでもやわらげてみて下さい。ただし、胃の不調が長引いたり、他の症状をともう場合には、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。
お医者さんにも鍼灸治療に理解をしてくださるお医者さんもいます。鍼灸治療だけに固執せず、病院や医院と協力して連携を持って健康管理していきましょう。