院長ブログ

順風堂 鍼灸講座10 東洋医学でいう病気?

カテゴリー:院長スケジュール2015年12月28日(月)

東洋医学では病名はありません。気の乱れ、血の乱れ、水の乱れが病状を出します。簡単に言うとこんな感じです。

気虚とは?

気虚とは、生命力を支えている【気】が不足している状態をいいます。
また、気の量が不足しているだけではなく、気の働きも低下していることも気虚に含まれます。
例:めまい、無気力、消化不良、風邪を引きやすいなど。

血虚とは?

血虚とは、西洋医学で言う血液不足のことを指し、失血過多や栄養失調を原因として起こります。

例えば、食べ物から営養の吸収が出来なくなり、それが原因で血液にが不足する事を血虚といいます。
例:顔色が蒼白く、めまい、動悸、舌唇の色が淡く、不眠、視力減退、閉経、無気力など。

血淤とは?

血淤とは、体全体に回る血液の流れが悪くなり、汚れた血液が原因で渋滞を起こしていることを指します。
血淤になると、体の固まりやじわじわと刺すような芯の痛みが多くなります。
例:胸脇脹痛、乳房脹痛、下腹部淤塊、痛経、閉経、舌紫暗紅など。

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