朝、口の中がカラカラで目覚める…口呼吸を治す体操って!?
私は朝起きると口が渇いて喉もカラカラな日が多くあり
朝、起きて一番最初がうがいから始まります。
イビキもかいているので家族からはブーイングです。そんな時にこんな記事を見つけました。
朝、口が乾いて喉もカラカラ
これから寒くなっていくにつれ、増える悩みがある。「朝起きたら、口が乾いて舌がくっついてる」「喉がカラカラになる」「夜中に口が乾いて水を飲むたびに目が覚めてしまう」などの悩みだ。
これは睡眠中に口を開けて呼吸をしているせいで、口の中の水分が乾燥して起きるものだ。水を飲めばおさまるから大したことはないような気がするが、口呼吸は健康を損ねる原因になる。
口呼吸が体によくない理由3つ
1.鼻の中は粘膜で覆われている。粘膜には吸った空気を温め、加湿する加湿器の機能がある。口呼吸をすると加湿機能が使われず、冷たく乾燥した空気が直接、気管支に入る。
冷たい空気の刺激を受けた気管支はけいれんし、ぜんそく発作のような咳(せき)が出たり、息が苦しくなったりする。気管支を傷め、風邪をひきやすくなる。
2.鼻の中には鼻毛があり、空気を吸うときにフィルターのようにホコリや花粉などを絡め取ることで、異物が気管支に入るのを防いでいる。口呼吸では、この空気清浄機機能も使われないため、人は花粉を吸い込んでアレルギーを起こしやすくなる。
3.口呼吸に頼りすぎると、いつも口を開けているため、口や舌の筋肉が緩んで、睡眠時無呼吸症候群にもなりやすい。これは寝ているときに弛緩(しかん)した舌が喉に落ち込み、喉が狭くなって呼吸ができなくなるからだ。
睡眠時無呼吸症候群は、大きないびきをかくのが特徴で、いびきが突然止まったときは、呼吸も止まっている。日中の眠気だけでなく、それによる交通事故などの原因にもなるほか、生活習慣病にもなりやすい。
歯のトラブルにも
口呼吸ばかりしていると、前歯が乾燥してしまい、唾液によって供給されるミネラル分がなくなってもろくなり、唾液の殺菌作用もないことから、歯周病や虫歯になりやすい。細菌の繁殖によって口臭も強くなる。
また、口の中に空気が通る空間を作るために出っ歯になる可能性があるほか、歯の汚れも取れにくく茶色くなって、美容にも良くない。
口呼吸を鼻呼吸に変える
鼻呼吸ができなくて口呼吸になっている人は、耳鼻咽喉科を受診してみよう。鼻炎や鼻の粘膜の変形、鼻の骨の変形が原因の場合は、治療をすれば鼻の通りが良くなり、鼻呼吸ができるようになる。
また、口呼吸の原因には、口の周りや舌の筋肉の緩みもある。筋肉が緩んで口が閉まらないから口呼吸になる。そこで、緩んだ筋肉を引き締めるために、「あいうべ体操」をしよう。やり方は下記で紹介する。
「あいうべ体操」のやり方
それぞれ1秒間10回ずつ声を出しながらやってみよう。
・口を楕円(だえん)形にして、喉の奥が見えるくらいに大きく開いて「あー」と声を出す。
・頬の筋肉を両方の耳の前に寄せるつもりで口角を上げ「いー」と声を出す。
・唇を思いきり前に突き出すようにして「うー」と声を出す。
・舌の先を顎の先まで伸ばすようなつもりで舌を突き出し「べー」と声を出す。
この体操を寝る前にしてみよう。少し、面白い姿になってしまうと思うが、家の中ならば人目を気にすることなく存分にできるはずだ。この体操をすれば口と舌の筋肉が締まるだけでなく、唾液が出て口の渇きも予防できる。
マスクも効果あり
寝ている間も鼻呼吸をすることで、健康や美容に良いことは分かっていても、すぐに習慣を変えることはできないという人もいる。そういう人はマスクをして寝るのも良い。できることで口呼吸による病気を予防しながら、少しずつ鼻呼吸を心がけていこう。
今からの季節、風邪の予防は大事ですよね。
鍼灸治療で風邪を引きにくい身体にしましょう。鍼灸治療を続けていると風邪を引きにくくなりますよ。