GWです。乗り物酔いに効果のあるツボ。
《もうすぐゴールデン・ウィーク。旅行に出かける方も多いことでしょう。ただ、なかには「道中の乗り物酔いが不安」という人もいるのでは? 医師に取材した「乗り物酔いにならない対策」をご紹介しましょう。
●乗り物酔いのメカニズム
乗り物酔いに関わっているのは 平衡感覚を司る「前庭小脳」という脳の部位。ここは体の傾きを感知する内耳、目、自律神経から届く情報を整理して大脳に伝える役目を果たしているところ。この情報整理がうまくできないと大脳が混乱してめまいや吐き気などを引き起こす。つまり、前庭小脳に入る情報を整理すれば、乗り物酔いを防ぎやすくなる。ちなみに、前庭小脳は非常に敏感なため、乗り物など外部の影響で視野が揺れたり、体の傾きが極端に変わったりすると、情報の整理がうまくできなくなるという。
●乗り物酔いを防ぐ5つのコツ
1)あごを引く(内耳にあるバランスセンサーが、揺れを感じにくくなる)
2)近くを見ないで遠くをぼんやりと見る(視野が揺れない)
3)十分な睡眠をとっておく(自律神経を安定させる)
4)空腹や満腹の状態を避ける(自律神経を安定させる)
5)シュガーレスガムを噛んだりしょうが汁を飲んだりする(自律神経を安定させる)
もちろん乗車前に酔い止め薬を飲むのも効果的だが、ほかに“意識をコントロール”するのもポイント。「乗り物に酔うかもしれない」と心配しすぎていると、大脳が過敏に反応して余計に酔いやすくなるからだ。乗り物酔いしそうであれば、おしゃべりをしたり音楽を聴いたりして、なるべくリラックスするのがお薦め。
また、少々意外だが、大人なら乗り物に乗る30分ほど前に適量の飲酒をするのも有効だ。ビールならコップ1杯、日本酒ならおちょこ1杯くらいなら、リラックス効果で乗り物酔い対策になるという。
なお、これらの対策をやってみても乗り物酔いが起きる人は、バランス感覚を鍛えるリハビリ体操や投薬治療を試みるのも手だそう。耳鼻科のめまい外来など医療機関に相談してみると良いだろう。
せっかくのお出かけは、移動中も快適に過ごしたいもの。乗り物酔いが不安な人は、まず手軽にできる方法から試してみては?》という記事を見つけました。
乗り物酔いはせっかくの旅行や出先での楽しい気分を壊してしまいます。
最近、テレビなどで気象病、」お天気病などと言われる気候や気温、気圧の変化などで症状が悪化したり、気分が憂鬱になる病気を紹介しているときに有効なのが”乗り物酔いの薬””酔い止め”ということでした。雨の降る前などに体のどこかに痛みや不調を感じることは良く聞きます。この症状に対して乗り物酔いの薬が良く効くということです。
鍼灸にも手首から肘に向かって3~4cmぐらいのところに手の甲側に「外関」手のひら側に「内関」というツボがあり乗り物酔いに効果があると言われています。気象病にも効果ありってことですね。