風邪にも鍼灸効果あり
暖かくなってはきましたが、なかなか気候が安定しない季節の変わり目です。日中は暖かくなってきたからといって、うっかり薄着で街へ出かけたりすると、夕方からは寒くなってしまうなど着る服も考えてしまいます。風邪気味なのか?花粉症なのか?体調不良の状態で活動を続け、それは風邪ですっかり風邪をこじらせてしまってから、「早めに薬を飲んでおけばよかった」と後悔するのはよくある話です。
風邪というのは早めの対策が大切だとよく耳にします。、やはりひき始めの方が治療しやすいのでしょうか?
「たしかに、風邪の対処は早いに越したことはありません。ただし、早めに医師にかかり、処方された薬を飲めば風邪が早く治るというのは、大きな誤解です。そもそも風邪薬というのは、風邪の根本的な治療に寄与するものではなく、症状を部分的にストップするためのものに過ぎないんです。たとえば鼻水を抑えたり、咳を抑えたりするものであり、風邪を治すことにはつながりません」というお医者さんもいます。
では、どのように対処すれば?
「風邪症候群の原因は9割方、ウイルス感染によるもの。体内でウイルスが増殖することによって風邪の症状を進行させるので、ウイルスが少ないうちに撃退すれば、風邪の悪化を防ぐことができるわけです。そして、ウイルスの撃退に有効なのは薬ではなく、自身の免疫力です。つまり、免疫力を上げるために、栄養や水分を十分に確保し、温かくして眠ることが一番の対処といえます」というお医者さんもいます。
風邪の診断は難しいと思います。自分で風邪だと思っていたことから大きな病気への引き金になることもあります。
普段からの健康管理、体調管理が重要です。
順風堂治療院には風邪を引いたら来る患者さんが何人かいます。風邪を引いて薬を飲むより鍼灸治療のほうが早く楽になると言う理由からです。鍼灸治療は”痛い”と言う症状だけでなく風邪などにも効果があります。こんな症状はどうかな?と思われた時、一度連絡をくださいね。