院長ブログ

バリア機能も高まる! 花粉時期にしたい「自律神経を整える」簡単な方法

カテゴリー:院長スケジュール2022年03月03日(木)

目がかゆい、鼻がグズグズ…またこの季節がやってきました。そんな時に見つけた記事です。

バリア機能も高まる! 花粉時期にしたい「自律神経を整える」簡単な方法
季節の変わり目で花粉シーズンでもある3月は、1年のうちで最も体調不良になりやすい時期だそう。そこで、中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、体質改善をしつつ、花粉症にもいいバリア機能を高める簡単な方法を教えてくれます。

花粉症や自律神経の乱れ、3月は不調になりやすい

2月もあっという間に終わりました。今まで、すごく寒い「ザ・冬」といった西高東低の気圧配置がいったんやわらぎ、体にとっては少しだけ過ごしやすさを感じられそうです。ただ、少し気温が上昇すると北の方では融雪災害が起きやすくなったり、体にとっては飛びやすくなった花粉に悩まされる人も増えやすくなったりします。

何事も一長一短です。自然と私たちは調和をとりながら、不調をなるべく減らして気分よく過ごす日々を少しでも増やしていくことが必要です。とくに近年では、異常気象や感染症などが頻繁に訪れるため、柔軟な行動をはじめとした環境に適応する能力が求められてきていることを感じますよね。

3月に入ると気圧の変動、気温の変動が今よりも大きく揺れ動き始めるので、今のうちに強い体づくりを始める必要があるかもしれません。ということで、今週は体質改善をしつつ花粉症の予防となる食薬習慣を紹介していきます。

体質改善と花粉症予防のための食薬習慣

劇的に寒かった最近の気候から、気圧配置が徐々に春へと移り変わりはじめ、少しずつ長かった冬に終止符を打とうとしています。このタイミングは、一年でもっとも体調不良を起こしやすく、免疫の低下による感染症などだけではなく、花粉症や生理不順、PMSなど女性ホルモンの乱れ、不眠や不安感、イライラなど自律神経の乱れを感じさせることもあります。

とくに、冬型の気圧配置から暖かさを取り戻す今の時期は、花粉が飛散しやすくなり花粉症で本格的に悩む人が増えることでしょう。これらの体調を漢方では、『肺腎陰虚』『心腎不交』『肝腎陰虚』など『腎』にまつわる不調で表すことが多いです。そのため、『腎』の働きを強化すること、それに加えバリア機能である『気』を補うことも必要です。

『腎』の働きには副腎の機能も含まれますが、副腎はストレスや全身の炎症を抑えるために必要なコルチゾールを分泌しています。そして、副腎は血糖値の調整にもかかわっています。そのため、血糖値を安定させることは間接的に『腎』を支えることになり、さらに急な血糖値の上昇を抑える行動はメンタルの安定にもつながります。そこで、今週は食べるとよい食材・メニューは、『腎』の働きを支えバリア機能のある『気』を補う【シナモンココア】です。

食薬ごはん【今週食べるとよい食材・メニュー:シナモンココア】

作り方は、砂糖など何も入っていないピュアココアを使います。ピュアココアをお湯で溶きシナモンや生姜、ブラックペッパー、オリゴ糖、はちみつ、豆乳などを加えてお楽しみください。

【ココア】

ココアには、血糖値の上昇を抑える働きや、血流を促す働きや抗酸化作用、抗菌作用があります。またリラックス作用のあるテオブロミン、ミネラル、食物繊維も豊富に含んでいます。

【シナモン】

シナモンにも血糖値の上昇を抑える働きや、血管を丈夫にして血流を促し体を温める働き、消化を促す働き、風邪対策になる抗炎症作用、抗菌作用などがあります。

いつも飲んでいる飲みものを体に良いものにしたいと考える人は多いのではないでしょうか。体のために何かをしたいと考えていても行動に移せないこともあるかもしれません。そんなときは、血糖値を安定させ、抗炎症、抗酸化作用があり、血流を促す働きのあるシナモンココアを活用し、小さな一歩から体思いの生活をスタートさせてみましょう。

花粉症辛いですよね。簡単に解消できるのは幸せです。

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