体が重い、すぐ疲れるetc.【40代&50代の“何となく不調“】を解消!ヨガで感じられる効果6つ
疲れが取れないんだよね~という患者さんとの会話で見つけた記事です。
体が重い、すぐ疲れるetc.【40代&50代の“何となく不調“】を解消!ヨガで感じられる効果6つ
40代・50代にありがちな何となく疲れている、気分がスッキリしない、やる気がでない、体が重く感じる…こうした「何となく不調」を解消するきっかけになるヨガの効果6つをあげてみました。
体への効果
◆姿勢の改善
ヨガのポーズでは背中が丸まったり腰が反れるといった崩れた姿勢のままでは心地よくポーズがとれません。そのため、尾骨から頭頂まで背骨が自然なS字カーブを描けているか、目線はどこを向いているか、肩に力が入っていないかなど体の各パーツに丁寧に意識を向けていきます。これによって姿勢が徐々に改善されていき、ヨガをしていない時でも自分の姿勢を意識できるようになってきます。
◆筋力の衰えを防ぐ
ヨガでは四つ這いになったり体をねじったりなど、普段の生活ではあまりしないような動きをするので日頃あまり使っていない筋肉を働かせる機会になります。体幹を強化したりひとつのポーズで全身を使ったりなど、筋力の衰えを防ぐことができ、筋肉量と比例する基礎代謝量(何もしていなくても消費されるエネルギー)の維持も期待できます。
◆血流アップ
全身を動かすだけでも血流は改善されますが、ヨガでは足を心臓より高い位置に上げたり、第二の心臓ともよばれるふくらはぎを刺激するポーズがあります。こうしたポーズによって血流がよりアップして冷えやむくみが改善される効果も期待できます。
心への効果
◆ストレス解消、気持ちを前向きに
ヨガでは激しい動きをしなくても縮んだ部分が伸びたり、体の余計な力が抜けた感じを味わえます。それまで何となくスッキリしなかった気分がヨガの後では穏やかに、前向きになっていきます。短い時間、少ない動き、やさしいポーズでも十分にその効果を得られます。
◆心の落ち着け方を知る
ヨガで大切なことはポーズの形をつくることではなく常に心地の良い呼吸ができること。ポーズをとっている最中に呼吸が浅くなる、早くなる、無意識のうちに止めてしまうなどはよくあることですが、できるだけ一定間隔のゆったりとした呼吸をするようにコントロールしていきます。これによって呼吸だけでなく心も穏やかになって落ち着いてきます。ヨガで呼吸を意識できるようになれば、日常生活で少しイライラした時でも呼吸に意識を向けることを思い出して気持ちを整えられるようになります。
◆心身のちょっとした変化に気づくことができる
同じポーズを練習していると前回と比べて体の動き具合や呼吸の深さが違ったり、今日は何となく体が重いといった、普段気にとめないようなちょっとした違いを感じられるようになります。特に変わりはない、調子が悪いところはないと思っていても、実際には私たちの心身の状態は日々変化しています。自分が思っていた以上に実は疲れていたことに気づくこともあるかもしれません。自分の今の状態を知り、小さな変化に気づくことは大きな不調を防ぐきっかけにもなります。
心の不調は体に、体の不調は心に影響します。ここにあげたものは一例ですが、ヨガのこうした効果で心身両方からアプローチをして心身の調子を整えていき、変化を感じてみてください
この記事ではヨガを通しての改善のアプローチをしていますが姿勢や動きを気にして伸ばすことや運動をすることの参考に考えていただければ良いと思います。