東洋医学と西洋医学との違いは?
西洋医学は精密検査など検査のデータ重視で、検査により異常が見つかれば対応し治療する事が出来ますが、以上が出ない症状に対してはあまり有効な治療方法はありません。
しかし、それは悪いことではなく良いか?悪いか? 誰が見てもわかること。一目瞭然であると言うことです。医学という学問である以上、これは非常に重要なことです。現代的な発想で言えば、西洋医学はデジタルです。
東洋医学は長い歴史での経験上、経路、経穴を察知して西洋医学で検査が出ない所でも悪い所を探し調和して、全身の治療を行う医療法です。しかし、経験値がものを言い過ぎるのは少し問題でもあります。数字やデータに裏打ちされていない部分では説得力に欠ける点もあり名人芸になり易く、学問としては成り立たない点もあります。
現代的な発想で言えば、東洋医学はアナログです。
例えば、西洋医学では傷があれば全て直していこうと体の中の小さな傷の発見のために検査をしていきます。
一方、東洋医学では一病息災と言う言葉があり、人は小さくても一つでも病気があったほうが、養生するので長く生きられると考えられています。
また、西洋医学ではの治療の中心となる薬は、現在殆どの物が合成物質で作られており、体外から本来であれば無いものを注入する為、体が薬に対応しにくく、中毒性や習慣性が出てしまう物もあります。
しかし、鍼灸治療は体本来の持っている自然治癒能力を利用するので、中毒性や習慣性は一切ありません。
それどころか、健康な時は施術すると病気の予防となり、健康維持の効果もあります。
予防医学に関して言えば、西洋医学では定期的な健康診断で早期発見をするしか方法はありませんが、東洋医学においては、健康診断で病を発見する前に、病にならない体を作ることが出来ます。
西洋医学が優れているとか東洋医学が優れているとかではなく、使い分け、お互いを上手く生かしていくことで日々の生活をより元気に、より健康にしていく術として使っていただけたらと思います。
・水疱瘡
・おたふく
・りんご病
大人になってからかかると子どものときにかかるよりしんどい病気って耳にされたことがありますよね。
アトピー性皮膚炎や喘息などの疾患も大人になってから発症すると非常にしんどいようです。
逆に子どもの時には発症せず大人になってから発症する病気、いわゆる成人病ってものもありますよね。
大人になっても水疱瘡などは予防接種で対策できます。それに対してアトピーや喘息は環境の変化やストレスなどで大人になってから出る場合が多いような気がします。
実際に鍼灸院には急に喘息になった方、アトピー性皮膚炎で病院にかかってもなかなか改善されない方が鍼灸院に来られるときが多いような気がします。大人になってから発症する喘息は「呼吸ができなくなるかも?」と言う恐怖も出るようです。実際に病院では入院を勧められて、通院するときには酸素ボンベを引いて来院されていました。
アトピーも同様にひどい状態でした。
東洋医学では胃腸の熱によって出る場合が多いです。胃の熱、腸の熱が肺や皮膚を炙って症状が出るような感じです。
東洋文化圏では食後に白湯を飲む習慣が生まれたのは大人になってからかかるとしんどい病気の予防と言う説もあり、生活が豊かになった現代からお茶などを飲むようになったともいいます。食後のティータイムで病気予防してみませんか?
糖質=太るというイメージが広がり、「ご飯をなるべく食べないようにしている」という人が増えています。しかし、ご飯が大好き!というご飯党の人からすると、好きなご飯を我慢することは辛いものです。特に日本人は黄色人種です。東洋医学では黄色は脾臓、今で言うところの胃腸系です。そして甘いものが好きと言う体質を生まれながらに持っています。この甘いものの代表がお米なんです。日本人は本来お米が大好きな人種と言うことなのです。
そんなご飯好きに朗報が!こんなダイエット法を見つけました。 なんと、ご飯を食べる量を減らさなくてもただご飯を冷やすだけでダイエット効果を生むことがわかったというんです。
これからの季節にもピッタリな口当たりの良い“冷ご飯ダイエット”をご紹介します。
■ご飯を冷やすと、デンプンが変化する
ご飯の主成分はデンプンという糖質で、これが血糖値を上げて肥満につながるということで嫌われているのですが、ホカホカのご飯を冷やすとデンプンの一部が“レジスタントスターチ”というものに変わります。
“レジスタントスターチ”は別名、難消化性デンプンとも呼ばれ、その名の通り、消化されにくいデンプンです。小腸では消化されず、大腸で腸内細菌のエサになるという食物繊維に似た働きをします。
さらに、糖質や脂質の吸収を抑えたり、食後の血糖値の上昇を抑えるなど、まさに食物繊維そのままの働き。ただご飯を冷やしただけで、太る元凶だった糖質が一転、ダイエット効果を生む物質に早変わりするのです。
■冷やすと噛む回数も増える
ホカホカのご飯のやわらかさに比べて、冷ご飯は少し固くなっているため、自然と噛む回数が増えます。よく噛むことにより、食べるスピードがゆっくりになり、血糖値の急な上昇を抑制することにつながります。
また、噛むと脳にある満腹中枢という満腹を感じる部位が刺激され、食べ過ぎも抑えることができるのです。これによりさらなるダイエット効果が期待できます。
■冷やし方、食べ方の注意点
ご飯は冷蔵庫の温度で冷やすと“レジスタントスターチ”が多くできることがわかっています。ただし、急に冷やすと“レジスタントスターチ”ができにくくなるので、まずは常温に冷やしてから冷蔵庫へ入れましょう。食べる時は常温に戻すのは問題ありませんが、電子レンジで温めなおすと効果がなくなってしまうので注意が必要です。
また、ご飯の中のすべてのデンプンが“レジスタントスターチ”に変わるわけではないので、いくら冷や飯だからといっていつも以上に食べ過ぎるのは禁物です。
食中毒に注意しながらおにぎりにしてお弁当にしてはいかがでしょうか?簡単にできそうですね。
実際に患者さんで忙しさからお弁当をおにぎりにされたら体重が落ちてきたと言う男性の方がいらっしゃいました。
●梅雨に多くみられる病気
「季節の変わり目には風邪をひきやすい」などとよく言われますが、春から夏へと変化する前に訪れる梅雨の時期にも、次のような病気が多くみられ、症状の悪化が起こりやすいみたいです。
・うつ症状
・片頭痛
・神経痛、リウマチ
・気管支ぜんそく、アトピー、アレルギー性鼻炎などアレルギー症状
・水虫
●原因と対策は?
どうして梅雨の時期に特定の病気や症状が起こりやすいのでしょうか。原因は諸説ありますが、頭痛に詳しいある内科医によると、次の3つが主な原因なのだそうです。
●(1)気圧の変化
梅雨の時期はもちろん、台風や大雨など悪天候時には、気圧が低下します。気圧が低下すると、耳の奥にある内耳と呼ばれる部分が繊細に気圧の変化をキャッチし、それが副交感神経を優位に、リラックス状態にさせるので、身体活動を制限してしまいます。
また、気圧が下がると、人間の体内ではヒスタミンの分泌が多くなることもわかっています。ヒスタミンは血管を拡張させる作用があるため、片頭痛を悪化させてしまいます。
●(2)日光を浴びる時間が短い
人間は朝日を浴びると交感神経が優位になり、体を元気に動かすことができますが、梅雨で雨が続くと日照時間が減少し、神経のバランスが崩れ、気持ちが落ち込んでうつ症状が現れやすくなります。また、交感神経が優位な状況では免疫力が維持されますが、副交感神経が優位な状態が続くと自己免疫疾患(リウマチなど)の症状が悪化してしまいます。
●(3)湿度の上昇
高温多湿な梅雨の時期は、カビやダニが増殖しやすい環境にあるので、ハウスダストで誘発されるアレルギー症状やカビが原因となる水虫が起こりやすくなります。
気圧の変化や日照時間の減少は自然現象ですので、できる対策としては、規則正しい生活を送り、体に負担のかかるストレスや飲酒、暴飲暴食などをなるべく避けるようにすることです。また、適度な運動も冷えを改善し、代謝がよくなるのでおすすめです。このように、気圧の変化に負けない体力作りが大切なポイントになります。
東洋学では過度の湿気は天敵です。人間の身体も60~70%が水分です。まわりに水分が多くなると体の中の水分のバランスが悪くなり、水が濁るというような感じになります。そうすると様々な症状や病気を出すんです。これに良く効くのはお灸です。熱いお灸でなくても温灸と呼ばれる心地よいお灸もあります。
順風堂のお灸は温灸です。是非、試しにいらしてくださいね。
気候の変化が激しく、気付かぬうちにたまった疲労を感じる人も少なくないのではないでしょうか?
そんな時、元気回復! とばかりに、気軽に手にする栄養ドリンク。缶入りや瓶入り、パッケージや値段もさまざまで、種類豊富な栄養ドリンクですが、ホントの中身を知らずに手にしている人も多いはずです。
こんな見出しで始まる記事に釘付けになりました。
「意外と知らない栄養ドリンクのチェックポイント」
疲労回復のために、と思っていたら実はこんなにカロリーオーバー、という落とし穴もある栄養ドリンク。失敗しない選び方のポイント。
「栄養ドリンク」と「エナジードリンク」の違い
コンビニエンスストアに陳列されているドリンク類を見回すと、水やお茶、ジュースと一緒に、さまざまな「エナジードリンク」が並べられています。
エナジードリンク、と聞いても今一つピンと来ない、という人も、レッドブルやオロナミンC、と聞けばイメージできるのではないでしょうか? テレビCMなどでも「疲労を解消して元気回復」とうたわれているように、少し疲れたけれど、少し値段のはる栄養ドリンクを飲むほどではないから、エナジードリンクで元気になろう、と手にする人もきっと少なくないはずです。
では、質問です。
栄養ドリンクと、エナジードリンクの違いって、ご存じですか?
目的はどちらも「元気」になることとされていますが、実際の中身は? と言うと大きく異なっています。具体的な効果や効能を明記できる栄養ドリンクに対して、エナジードリンクは「エネルギー」を摂取することを優先しています。ビタミン類が含まれているものもありますが、栄養ドリンクに比べると疲労回復要素はごくわずかなんです。 実は清涼飲料水と同じ、と言っても過言ではありません。
エナジードリンクには人が活動するためのエネルギー源となる糖質がとても多く含まれています。ひょっとすると、エナジードリンクを手にする人の中には「脂肪燃焼」や「ダイエット」を目的にしている人もいるかもしれませんが、それはとても危険な勘違い。なぜなら、多くの糖分を含むエナジードリンクは「運動せずに痩せたい」という人にとっては、むしろ必要のないエネルギーをとってしまうことになりかねないのです。
さらにパッケージを見ると、いかにも「燃えそう」と勘違いしがちなものもあり、普通のジュースを飲むよりは体にいい、と思ってしまうのかもしれませんが、含まれている糖分の種類はジュースと変わりません。むしろ「疲労回復」のためにエナジードリンクを手にするのならば、オレンジやグレープフルーツなどの果汁100%ジュースのほうが適しているのです。
栄養ドリンク選びのチェックポイント
1)「ビタミンB1」や「タウリン」が入っているか
栄養ドリンクはエナジードリンクと異なり、疲労回復のための効果があるとされる栄養素が含まれています。
たとえば疲労回復ならば、豚肉やうなぎに多く含まれるビタミンB1や、タコやイカに豊富に含まれるタウリンを摂取すると効果的だと言われています。そのため、栄養ドリンクを選ぶ際にもビタミンB1やタウリンが含まれているか、というところが第一のチェックポイントです。
加えて、より早く効果を感じたいという場合は、カフェインが多く含まれているもののほうが即効性はあると考えられています。ただし、カフェインの効き目には個人差があり、ほんの少量を摂取しただけでも眠れなくなったりする人もいる一方で、毎日多量のコーヒーを飲むなど日頃からカフェインを摂取している人は、効きやすい人と同量を摂取してもあまり効果が感じられないこともあります。
2)値段の違いはどこにある? 大半は「カフェインの量」
またよく聞かれるのが「同じ種類でも値段が全然違うけれど、やはり高いものを選んだほうがいいですか?」ということです。
確かに、同じ銘柄のもので300円のものもあれば1,000円のものもある。そうなれば「高いほうが体にいい」と思うのが人間の心理です。
では、成分表をよく見比べてみて下さい。大きな違いは何か? というと、大半はカフェインの量による違いです。つまり、カフェインを多く摂取すればそれだけ即効性を感じられるので「疲れがとれた」と錯覚してしまう。そのためにカフェインがより多く含まれたものに高い値段がついている場合もあるのです。
中身(成分表)を見ずに、値段だけで「こっちのほうがよさそうだ」と手にするのではなく、何が違うのか、自分の目で見て判断する習慣をつけるようにしましょう。
3)疲労は体からのサイン!
仕事や運動で疲れた体に栄養ドリンクを摂取すると、一時的とはいえ「疲れがとれた」と思うことがないわけではありません。
ただし、忘れてはならない大きなポイントがあります。
人間が疲労を感じる時は、体からの「休ませてくれ」という合図でもあります。適度な運動は体のため、とはいえ、強度な運動をすれば当然疲労もたまり、特に肝臓に負担がかかり、強い疲労感が生じます。そこで、「今日はたくさん走って疲れたから、明日の疲労回復のために」と栄養ドリンクを飲んだらどうなるか。実は、疲労回復どころか、疲れた内臓をさらに稼働させることになるので、むしろ疲労が増大してしまうのです。
体を無理させて、酷使させると内臓の機能や細胞の機能も低下します。実は元アスリートでも、現役時代に体を酷使し続けたことによって、現役引退後に内臓疾患に苦しんでいるという人も少なくはありません。
手軽に摂取できる栄養ドリンクは、魔法のドリンクのように思われるかもしれませんが、やはり大切なのは日頃の食事。疲れにくい体をつくるためには、体を回復させる食べ物を日常から摂取することが一番効果的なのです。
栄養ドリンクはあくまで“お助け飲料”
眠くてたまらないけれど、どうしても明日の朝までに終わらせなければならない仕事があるという時には、栄養ドリンクの助けを借りることもあるでしょう。ですがそれはあくまで「どうしようもない時」のお助け飲料であり、日常的に摂取するものではありません。疲労回復に効くビタミンB1も、水溶性のビタミンなのであまり多く摂取すれば尿や汗となり体外に排出されますので、たくさん摂取したから疲れない、というわけではないのです。
食事をセーブして栄養ドリンクやエナジードリンクを飲み、ダイエットするはずだったのにむしろ太ってしまった、とか、翌日に疲労を残さないために栄養ドリンクを飲んで寝たら、むしろ眠りが浅くなって疲労回復どころか余計に体が重たく感じる、ということは決して珍しいことではありません。
安易に栄養ドリンクを濫用するのではなく、体のサインに耳を傾け、休む時は休む。それでもどうにもならない時は、しっかり成分表を見て、値段やパッケージに惑わされず、自分の目で見て適したものを選択して下さい。
なるほどですよね。痛みや疲労感など体のサインを見逃さないことは重要だと思います。自分自身の身体だから見逃してもいます。事実、この私も自分の体力を過信して、更には疲労感も見落として大きな病気をしました。健康管理は自分自身と家族や友人、知人など第三者の力も借りてした方がより確実です。
鍼灸治療は体の自然治癒力を高めます。疲労回復にはもってこいなんです。
こんな記事を見つけました。
医師専用のコミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピア株式会社は、同サイトに参加する7万人の医師ネットワークに特別アン ケート調査を実施し、医師の”生の声”を集めた(回答数1643)。「健康診断で見つかりにくい危険な病気は?」という質問で最も多くの声を集めたのは 「すい臓がん」という結果になった。
■健康診断で見つかりにくい危険な病気は?
1位 すい臓がん
・進行するまで症状が無く、一般の健康診断でも早期がんは見つからない。予防としては、過度の飲酒を避ける。(30代、救急医療科、男性)
・健診の項目以外で腹部エコーやCTを追加で検査する。(50代、腎臓内科・透析、男性)
・癌家系だったり、多飲酒だったりする人は、かかりつけ医もしくはかかりつけドックを持ち、一般的な健診ではあまり見てもらえないエコー・腫瘍マーカーなども時々行う。背中~脇腹の不快感があれば特に。(50代、産業医、男性)
・背部中央の違和感が続くようなら、CA19-9を含めて検査する。予防は節酒、バランスの良い食生活。(50代、一般内科、男性)
・飲酒、肥満による糖尿病を避ける、禁煙。(60代、一般内科、男性)
2位 精神疾患(うつ病など)
・不眠や食欲低下に伴って億劫感が出現した時には注意が必要。(50代、精神科、男性)
・ストレスチェックを定期的に実施する。睡眠時間を確保する。(30代、精神科、男性)
・予防としては、残業時間を月30時間以内にする。休みの日は仕事と全く関係のない過ごし方をする。(30代、精神科、男性)
・一般に精神疾患の場合は脳のリズムが乱れてきますので、睡眠・食欲といった脳の基本的な役割が乱れてきます。2~3週間、毎日睡眠や食欲の不調があって、内科的に問題がない場合は精神疾患を疑った方が良いと思います。(50代、精神科、男性)
・精神状態のチェックもしてもらえる健診があると良い。(70代、一般内科、男性)
3位 脳動脈瘤(くも膜下出血など)
・脳ドックでしかわからないので、近親者にくも膜下出血等の既往歴があれば検査を。(30代、脳神経外科、男性)
・未破裂脳動脈瘤は基本的に無症状なので脳ドックしかありません。(30代、脳神経外科、男性)
・通常の健診では脳までの観察はしない。いつもと違う頭痛やめまいを感じたり、親族にくも膜下出血がいればMRI、MRAを受けること。(50代、一般内科、女性)
・脳ドックを定期的に受ける。塩分摂取の制限、定期的な運動などで血圧の管理を行う。(40代、リハビリテーション科、男性)
・高血圧があれば、食生活の見直し。それでも高ければ降圧薬の内服。(30代、形成外科、男性)
4位 胆管がん
・早期発見は極めて困難。エコー専門医でも困難なことが多いが健診でも腹部エコーはすべき。(50代、一般内科、男性)
・総胆管がんは黄疸が出るまで事実上診断ができなので、膵臓がん以上に見つけられないと思います。(50代、神経内科、男性)
・なかなか有効な方法はないと思うが、あえて言えばPETをうける。(40代、麻酔科、男性)
・予防策ははっきりとはわかっていない。たばこをやめる、健康的な食生活をする等。(50代、一般内科、男性)
・印刷業などの職業病の可能性が高いため、発がん性の高いインクなどを使用した経験がある人は、年に一度その専門医の検診を受けた方が良い。それ以外予防策は無いように思う。(50代、消化器外科、男性)
5位 睡眠時無呼吸症候群
・家族などに無呼吸があることを指摘されたら病院を受診するのが大事だと思います。予防としては、太っていれば減量するのが大事だと思います。(30代、呼吸器内科、男性)
・JESSにて自己チェックを行う。ただ、仕事等で長距離/長時間運転せざるをえない方はJESSの点数に関わらず受診し、必要に応じてSASの簡易検査を行うべきだと思われる。(30代、呼吸器内科、女性)
・予防は、肥満に注意する、就寝体位を工夫する。(60代、一般外科、男性)
・周囲にいびきを指摘される、昼間の眠気がキツイなどがあれば受診する。予防は、適正体重に保つようにする。(30代、皮膚科、女性)
<調査概要>
・調査対象:医師専用コミュニティサイト「MedPeer」に会員登録をする医師
・調査期間:2015年4月24日~2015年5月1日
・有効回答:1,643名
・回答方法:全て択一選択式
確かに見つけるのが難しいと思います。自分で気にしていてもなかなか見つけることが出来ない病気です。普段から自分の変調に気づくことが出来るようにしておくのも大切だと思います。僕も先日、全く気付くことなく重病にかかっていました。病院で検査を受けてビックリでした。疲れていて当然、怠くて当然、睡眠不足で当然という日々の生活で体のサインを見逃してしまうのと自分自身が自分自身に対して鈍感になってしまっているのが原因だと思います。自分の体から出るサインを見逃さず、常に自然治癒力を促進させる鍼灸治療、東洋医学で健康管理のお手伝いをしていきます。
暑いのか?涼しいのか?肌寒いのか?よくわからない日が続きます。
別に疲れているわけではないのに午後に鳴ると頭の回転はスローになり、まぶたも下がり気味。飲物があれば、ひと口飲んで眠気を吹き飛ばすことも可能だが、そういうときに限って飲み物がない。しかも、ガムや清涼菓子を気軽に口に入れられる雰囲気ではなく、こっそり手の甲をつねっても、痛みよりも眠気が勝る。さて、こんな「午後の睡魔」に対し、道具を使わずに打ち勝つ方法があるのだろうか。いろいろと調べてみました。
「生体リズムには、眠くなる時間帯が昼も夜も2時~4時で、これを睡眠圧力といいます。午後の2時~4時の会議では、眠くなりやすいのです。このとき、自律神経のひとつ交感神経を優位にすると、眠気を覚ますことは可能です。一般的に、リラックスするため副交感神経を優位にする自律訓練法は、よく聞かれるでしょう。それを逆にすると交感神経を優位にすることができます」ということです。
そんな時に眠気を吹き飛ばす方法は次のとおり。
①心の中で「額が温かくなる~」と、自分に言い聞かせる。
②次に、「お腹が冷える~」と思う。
たったこれだけ。
「交感神経が優位になると、額は温かく、内臓は冷える傾向にあるのです。それを意識して心の中で自分に言い聞かせると、緊張感も高まり、眠くなりにくくなるといえます。もうひとつ、たくさん息を吸い込むことでも、交感神経を高めることは可能です。ただし、息を吸い込み過ぎると、特に若い女性は、過呼吸になりやすいので、あまりお勧めはできません」本当かな?
昼休みに「目覚めの条件づけ」をする とはいえ、「額を温かく、内臓を冷やす」、と自己暗示をかけても、簡単に眠気を吹き飛ばせない人もいるだろう。そんなときには、昼休みを活用するのが一考だ。 「人間の身体は、『条件づけ』をすることで、眠ったり、覚醒したりすることができます。朝起きたときに、歯を磨き、コーヒーを飲みながら朝食をとり、スマホなどをチェックする。これを繰り返すと、条件的に脳の覚醒が促されるようになるのです。それを昼休みにも応用すると良いでしょう」 たとえば、昼食後にコーヒーを飲み、ハミガキをして、スマホやパソコンを見る。スマホやパソコンのブルーライトには、睡眠を妨げる作用もある。その作用を最大限に活かすには、朝起きてスマホを見るときに、天気予報、通勤電車状況、ニュースなど、順番を決めておく。そのサイトを昼休みにも見るのがコツ。「朝のスマホの目覚めの儀式」を昼休みに繰り返すことで、睡眠圧力を退けることも可能になるそうだ。 「お昼休みに5分程度スマホのゲームをするのも良いでしょう。職場でスマホをチェックしづらいのであれば、ストレッチなどで身体を動かすのも効果的です。コミュニケーションと運動は、目を覚ますのに役立ちます。それでも眠気が強い場合は、20分以内の『ショートナップ』を活用しましょう。昼食を食べると、副交感神経が優位になって眠気が強くなる傾向があります。ちょっとだけ睡眠をとることで、午後の眠気を防ぐことができるのです。ただし、20分以上寝てしまうと、夜の睡眠に影響を及ぼすので注意が必要です」
昼間の睡魔をつくっている原因は何だろうか。例えば夜にスマホのSNSやゲームを行うと、前出のように睡眠を妨げる作用があり、目はギラギラ。深夜2時の睡眠圧力によって眠りにつくものの、早朝6時台の起床時間では頭がボーッとしてしまう。このような睡眠不足の状態では、昼間の眠気も強くなりがちだ。
では、夜にしっかり眠るための条件とは?
「日本人の平均睡眠時間は6時間台と報告されています。米国の疫学調査で、7時間の睡眠時間は死亡率が低いとの結果もあるだけに、日本人は睡眠時間が短いといえます。20代~50代の睡眠障害の人も多い。しっかり目覚めるには、まずは夜の睡眠を7時間とることをお勧めします」
夜ぐっすり寝るためには、昼間の目覚めるための方法を逆にするだけだ。夕食をとり、歯を磨き、スマホは見ずに翌日の準備を整え、本を読み、音楽を聞くなどして、副交感神経を優位に導き、リラックスする。そして、布団の中で「額が涼しくなる~」「お腹が温かくなる~」と、昼間とは逆のことを繰り返すと、寝つきが良くなりやすいそうだ。 「睡眠不足の状態が続くと、食欲を増進させるホルモンの一種グレリンが分泌されやすくなり、体重が増えるだけでなく、生活習慣病などに結びつきます。不眠による糖尿病や高血圧の発症リスクは、そうでない人と比べて2倍以上といわれているのです。昼間しっかり起きるためだけでなく、健康のために毎日7時間の睡眠時間を確保するようにしましょう。また、うつ病の人の自覚症状として、不眠や食欲不振なども特徴的です。夜眠れないだけでなく、早朝覚醒といって夜中に目が覚めてしまうのです。眠りたいのに眠れないときには、一度、専門医に相談してみると良いと思います。
眠りは大事です。しっかり眠ることができれば健康です。鍼灸治療でスッキリ睡眠のお手伝いをさせていただきます。
コリの原因は姿勢の悪さや運動不足など、人によって様々。ですが“体液の循環が滞っている”という点は共通しています。特に長時間のデスクワークなどで体内の巡りが滞っている場合は、下半身で体液の大渋滞が起こっているケースが多いんです。ふくらはぎは“第2の心臓”と呼ばれ、血液を上半身へと送るポンプ作用を担っています。足首が凝り固まると、ふくらはぎのポンプ作用もうまく働かなくなり、全身の循環が悪くなってしまいます。揉んだり叩いたりしてもなかなか改善されない肩コリや腰痛は、足首のコリが引き起こしているおそれがあります。
↑東洋医学では足には胃、腎臓、肝臓、膀胱などのツボの流れが通っているんです。足首が硬い、ふくらはぎが硬いという時は内臓も疲れが出ているときにも出るんです。
下半身の巡りが悪くなっている場合は、足首を動かして血流を促すのが改善のコツ。足首を動かすエクササイズなら、気づかれずにデスク下で行うことも可能です。今すぐ足首のコリをほぐす、簡単エクササイズを3つご紹介します!
(1)足首を大きく回す→ツボの流れを緩める効果もあります。
まずは右回りに、左回りに、大きく足首を回してみて下さい。ゆっくり大きく動かすと、血液循環が良くなってスッキリとした気持ち良さを感じられるはずです。
(2)つま先立ちの要領で足首を伸ばす→ふくらはぎのストッレチでもあります。
大きく回したら、今度は伸ばしてみましょう。つま先立ちの要領で足先を伸ばし、10秒程キープ。筋肉を伸ばすことができます。左右両方行いましょう。
(3)かかと立ちの要領で足首を伸ばす
今度はかかとを付けてつま先を浮かし、(2)の逆側を伸ばします。足首を伸ばすと、ふくらはぎも一緒にストレッチされているのを実感できると思います。足首を重点的に動かすだけで、足全体の血行を良くすることができるんです。
たったこれだけで、手軽に足のストレッチができ、血行を良くできます。座っていると姿勢が良くても下半身に体液が偏ってしまいがち。足首をほぐして巡りを良くすると、集中力もUPするのでおすすめです。上半身のモヤモヤをスッキリさせたいあなたは、ぜひ試してみて下さいね。
冷え性の人は下半身の血行改善が治療のポイントになります。如何に血行を良くするか?一番簡単なのは散歩などの軽い運動です。でも女性の方のようにハイヒールなどでの散歩は逆に負担をかけることにもなるときがあります。簡単なストレッチや湯たんぽなどで足を温めるのも有効です。
鍼灸治療の事なら名古屋栄にある順風堂にお任せ下さい。