院長ブログ

「腸」は年中無休だから! 知っておきたい“消化の流れ”

カテゴリー:院長スケジュール2019年11月11日(月)

胃腸の調子の悪さを訴える患者さんとの会話で見つけた記事です。

「腸」は年中無休だから! 知っておきたい“消化の流れ”

24時間365日、休むことなく腸で行われている消化活動。食べ物の消化・吸収の流れを知れば自分の腸が愛おしくなるかも!?

胃液で殺菌され、柔らかくなった食べ物が到着。ここでは消化を進めるために、膵臓と胆のうから届いた膵液と胆汁を吹きかける。膵液は強い消化酵素を含み、タンパク質と炭水化物を分解。胆汁は、脂肪を水分と混ざりやすくさせる役割。
長い長い小腸では、腸液をかけて食べ物の栄養に分解。

長~い小腸を通るあいだに、腸壁からジワジワ染み出した腸液を食べ物にかけて、消化の仕上げが行われる。肉も魚もパンもバターも、ここまでくるとアミノ酸やブドウ糖、脂肪酸などに細かく分解、カラダが吸収しやすい栄養素の形に。
絨毛、500万本の出番! 吸収した栄養は、血液に乗って全身に。

ご馳走を待っていた約500万本もの絨毛が、分解された食べ物から栄養素の吸収をスタート! 絨毛を通る毛細血管とリンパ管が栄養素をたっぷり吸収し、ほかの臓器へどんどん出荷。ここで残った食べカスは、便の材料として大腸へGO。
人間の食べ残しは、腸内細菌が美味しくいただきます!

次に待ち構えるのは、大腸の中にすんでいる細菌たち。小腸で吸収しきれない食べカスを食べて、“代謝物”と呼ばれる様々な物質を作り出す。善玉菌は健康に役立つ代謝物を、悪玉菌はガスやニオイの原因となる代謝物を作る。
食べ物が、いよいよ大腸に。時間をかけて水分を吸収します。

最後にたどり着いたのは、食べカスの脱水場。便としてカラダの外へ送り出すべく、水分を吸い取って、ほどよく柔らかい状態に整える。ここに食べカスが長くとどまると、便が水分を失いすぎてカチカチになり、便秘の原因にも。

腸内細菌って?
腸内にすむ細菌群のこと。約1000種類、100兆~1000兆個存在する。地域や人種、または個人によって、持っている種類は様々。
善玉菌
人間にとって嬉しい働きをする菌のこと。最新の研究で、アレルギー緩和や免疫力アップ、うつ病の改善、肥満解消など、メリットを持つ善玉菌が次々に発見されている。
【代表的なもの】
・乳酸菌…乳酸を作る菌の総称。乳酸には悪玉菌の増殖を防ぐ効果が。
・ビフィズス菌…乳酸菌の仲間。乳酸や酢酸のほか、ビタミンB群を作る。
・アッケルマンシア…腸の粘膜を健康に保つほか、免疫機能を高める。また、ガンの抑制、肥満防止に役立つ可能性あり、との報告も。

悪玉菌
人間にとって、悪影響をもたらす菌のこと。腸内の食べカスを腐らせる。ガン、肥満、アルツハイマー病などのリスクを高める可能性のある腸内細菌が発見されている。
【代表的なもの】
・ウェルシュ菌…腸内の食べカスを腐敗させ、ガスや臭いニオイの原因に。
・ディフィシル菌…大腸に炎症を起こして、下痢や発熱の原因を作り出す。
日和見(ひよりみ)菌

善玉菌と悪玉菌の優勢なほうに味方する、優柔不断な腸内細菌。全腸内細菌の約7割といわれ、体調や食生活によって善玉にも悪玉にもなるので、ぜひ味方につけたい。
【代表的なもの】
・大腸菌…炎症の原因になることもあるが、体調がよいときは無害。

胃腸系は非常に大事です。東洋医学の中でも今でいう所の胃腸系をメインに治療して健康を回復、増進させる脾胃論という考え方まであるんですよ。鍼灸治療で胃腸もスッキリです。

しんきゅう通信11月号

カテゴリー:院長スケジュール2019年11月01日(金)

2019 しんきゅう通信 11月号

しんきゅう通信11月号です。

朝晩は涼しくなりました。

かっこ悪い猫背。医師に聞いた原因や種類、改善方法とは?

カテゴリー:院長スケジュール2019年10月24日(木)

暑くてバテバテ ちょっと涼しくなりましたが更にバテバテという感じです。 気が付くとかなり悪い姿勢になってしまってますよね。そんな患者さんと話していた時に見つけた記事です。

猫背の原因と生活習慣
猫背の主な原因としてあげられるのは、日々の生活習慣です。
猫背になりやすい生活習慣はたくさんありますが、特に多くの人に当てはまるものをご紹介します。
まず、運動不足や普段の行動の癖が原因の場合。
正常な姿勢を保つために重要な役割を果たしている脊椎周りの筋肉が弱くなり、正しい姿勢を維持できなくなってしまいます。脊椎周りの筋肉の機能が低下すると、立ったり歩いたりという短時間の動きでも筋肉が疲労し、姿勢を維持できずに猫背になることがあります。

次に、スマホやパソコン作業の前姿勢が原因の場合。
この姿勢は、現代の生活における猫背になりやすい姿勢といえるでしょう。自然と背中が丸まり頭が前に出てしまうので、脊椎周りの筋肉がひっぱられ、筋肉に多くの負担がかかり、血流が悪くなります。その結果、背部痛や腰痛を引き起こし、猫背をより悪化させてしまうのです。
このタイプの猫背は、脊椎の配列にも影響を与えるため、ひどくなってくると骨盤の傾きに異常が生じたり、肩甲骨周りにも負担をかけたりするので、肩こりや腰痛、そして手足のしびれなど様々な箇所に支障を及ぼす可能性があります。
他にも、姿勢を維持するために重要な役割を果たす腹筋が弱ることや、体重の増加などが原因で、猫背になることもあります。
習慣や癖になることの多い猫背は、緊張していない時や座っている時になることが多いので、日ごろから意識して過ごすことが大切です。
猫背の種類と特徴
猫背は、姿勢を保つ軸となる「脊椎」に異常が生じることで引き起こされます。
脊椎とは、体の支柱として姿勢の保持や活動時に重要な役割を果たしており、上から頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎というパーツに分かれています。
脊椎は横から見ると上から下にまっすぐではなく、S字のカーブになっていて、頸椎、腰椎は前方に、胸椎は後方になだらかにカーブしています。そのもともとある生理的な弯曲に異常が生じることで猫背になるのです。

猫背は一般的に「背中猫背」、「首猫背」、「腰猫背」、「反り腰猫背」の4つに分けられます。
背中猫背
横から見ると背中から曲がっている状態。背骨の中心にある胸椎部が正常よりも大きく後弯している状態です。
首猫背
ストレートネックとも呼ばれ、現代に多い猫背です。もともとなだらかに前弯している頸椎が失われ、真っすぐになっている状態です。
腰猫背
横から見ると腰が丸くなっている状態。前弯しているはずの腰椎が後ろに曲がっている状態です。
反り腰猫背
腰が前に沿っているので、お腹が出ているように見える猫背です。ハイヒールをよく履く女性に多くみられます。
これらの猫背はほとんどの場合、自分で意識をすることによって矯正をすることが可能です。しかし、意識をしていない時や力を抜いている時には猫背に戻ってしまう場合が多いので注意が必要です。
また、脊椎の周りには沢山の筋肉があるので、猫背などによって筋肉が引っ張られた状態になると筋肉内の血流が悪くなり、痛みがでることもあるので早めに対処する必要があります。

猫背による身体への悪影響とは?
猫背になると身体に様々な影響が起こります。
猫背の姿勢になることによって脊椎周りの筋肉、特に背筋に引っ張られるような負担がかかり、常に筋肉が緊張した状態になります。このように負担がかかると筋力自体も弱くなり、背部痛や腰痛が起こりやすくなるのです。さらに、肩甲骨周りにも負担がかかるため、首や肩のコリの原因にもなります。
また、反り腰猫背が原因で、お腹が出て見えることも。太って見えたり、立ち姿が美しくないなどの影響が出るので注意しましょう。

猫背を治すメリットとは?
かっこ悪い猫背。医師に聞いた原因や種類、改善方法とは?
猫背を改善することで、体の不調が改善される可能性があります。
たとえば、脊椎周りの筋肉の負担が減るため、背中や腰の痛みが解消され、肩甲骨や首回りへの負担が減ることは、首や肩のコリの解消につながります。
また、姿勢を改善すると、猫背によるお腹の出っ張りや姿勢の悪さも改善されるので、見た目にも良い印象を与えることができます。

猫背を治すストレッチ方法
かっこ悪い猫背。医師に聞いた原因や種類、改善方法とは?
猫背の改善には、ストレッチが効果的です。体の筋肉のバランスを保つため、背骨や肩周りだけではなく、腕、足を含めた全身のストレッチを行うことが重要です。
首から肩甲骨周りのストレッチは首を前に向ける、後ろにたおす、左右に倒す、左右にひねる動作をゆっくりと行いましょう。
他にも、腕を伸ばし、前から上に、横から上へと上げます。手を背中に回して肩をひねる動作も効果的です。これもゆっくりとおこなうことが大切です。
これらのストレッチは座った状態でも可能ですが、仰向けになり、背中や腰の背筋にゆっくりと力を入れながら行うのも良いでしょう。
急激な動作は筋肉や関節を痛める恐れがあるので、少ない回数をゆっくりと行うことが重要です。

また、腹筋のストレッチも効果的。仰向けに寝て両ひざを立てた状態でゆっくりと腹筋に力を入れながら腹筋を伸ばしてみてください。
腕や足の関節をゆっくりと伸ばしたり曲げたりするストレッチもおすすめです。同時に全身の筋肉もストレッチすることにより、相乗効果が期待できます。
これ以外にも、日ごろから、立ったり座ったりする時の姿勢を意識することも大切です。腹筋や背筋に力を入れながら姿勢を維持することも有用です。
ストレッチ以外の猫背改善方法
ストレッチ以外の方法としては、意識改革をすることです。
自分の姿勢や、猫背の状態をきちんと把握して、生活習慣を見直してください。猫背の改善は、日常生活から正しい姿勢を維持することが大切です。

かっこ悪い猫背。医師に聞いた原因や種類、改善方法とは?
座っての作業や食事をしている時、パソコンを使用している時には、腹筋や背筋に力を入れた良い姿勢を保ちます。立っている時も同じで、背筋を伸ばすことを意識します。鏡などで、自分の姿勢をチェックすることも大切です。
また、生活環境の見直しも行いましょう。テーブルや椅子の高さを調節したり、パソコンのモニターの高さや角度などを自分の体に合わせるなど、良い姿勢を保つための環境づくりを心がけてください。ソファーに座ったり、低い椅子に座る時は姿勢が悪くなりやすいので、注意が必要です。
さらに、スマホを使う時も前かがみにならないように気をつけます。ストレッチだけでなく、日ごろから適度な運動を習慣づけると良いでしょう。
温かいお風呂にゆっくりと浸かったり、マッサージなどをして筋肉の疲労を改善したりすることも効果的です。
まれに、脊椎自体に異常があって猫背になっている場合もあります。症状がなかなか改善されないようであれば、一度整形外科に受診して診察、検査を受けることをお勧めします。

良い姿勢は肩こりや腰痛の予防や治療にもなりますよね。

秋に急増する「咳ぜんそく」ってなに!? 呼吸筋を短時間で鍛えられる呼吸筋ストレッチ 秋に急増する「咳ぜんそく」ってなに!? 呼吸筋を短時間で鍛えられる呼吸筋ストレッチ

カテゴリー:院長スケジュール2019年10月17日(木)

風邪が治らない。咳が止まらない。って患者さんが増えています。そんな時に見つけた記事です。

秋に急増する「咳ぜんそく」ってなに!? 呼吸筋を短時間で鍛えられる呼吸筋ストレッチ

秋に急増する「咳ぜんそく」ってなに!? 呼吸筋を短時間で鍛えられる呼吸筋ストレッチ 秋に急増する「咳ぜんそく」ってなに!? 呼吸筋を短時間で鍛えられる呼吸筋ストレッチ
■咳ぜんそくの原因と症状
9月19日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)では、近年女性に急増している咳ぜんそくについてピックアップ。医学博士の先生が咳ぜんそくの症状や、原因について教えてくれています。

咳ぜんそくは、気管が炎症を起こして狭くなるために起こる発作のこと。気圧の変化や、エアコンのホコリなどに反応して発症する症例が多く、1か月から1年ほど空咳が続きます。

咳ぜんそくと診断されたときに多く聞かれるのが、「風邪だと思っていたら咳ぜんそくだった」というケースです。咳ぜんそくの可能性が高いのは、高音で「コンコン」という音で乾いた痰のない咳が2~3回出るとき。また3週間以上症状が続く場合も、咳ぜんそくが疑われると言います。
咳ぜんそくについての放送を見た視聴者からは、「だから秋になると咳がひどくなるのか!」「ずっと風邪だと思ってたけど、道理で市販薬では治らないわけだ…」「咳ぜんそくの咳って見分けられるんだね!」といった反響が相次いでいました。

■咳ぜんそくの改善方法
では咳ぜんそくを予防するには、どのような行動が効果的なのでしょうか。おすすめするのは、強い肺にコンディショニングできる「呼吸筋ストレッチ」です。

まずは足を腰幅に開いて仁王立ちのような姿勢に。基本の体勢からお腹にボールを抱えているような感覚で、背中を丸めていきます。この時鼻からしっかりと息を吸うことが、呼吸筋を鍛えるポイント。背中を存分に丸めたら、そのまま両腕を真上に持ち上げましょう。腕を伸ばしきったあとは胸を右にひねりながら、両手を肩の高さで前後にピーンと伸ばして完了です。最後に腕を伸ばすときは、吸うときの3倍を目安に口から息を思いっきり吐くことが体操のコツ。左右で1回ずつで1セットの体操を、毎日2セット行えばOKです。実際にスタジオで挑戦していた加藤浩次さんは、「背中が伸びる感じ」とコメントしていました。

ちなみに、コーヒーにティースプーン半分くらいのハチミツを入れて飲む方法も咳ぜんそくには効果的です。カフェインに含まれている気管支拡張効果と、ハチミツの抗炎症作用が同時にとれるので試してみては?

気圧が不安定なこの時期に急増する「咳ぜんそく」。もし身近に「コンコン」という咳をしている人がいたら、「呼吸筋ストレッチ」を伝授してみてもよさそうですね。

東洋医学では胃の熱で咳が出るという考え方もあります。夏の暑さで胃腸系が疲れてしまったものが秋に出るって感じです。胃腸の調子を整えると早く治る場合もあります。

しんきゅう通信10月号

カテゴリー:院長スケジュール2019年10月03日(木)

2019しんきゅう通信10月号

しんきゅう通信10月号です。

もう10月なんですね~ でも暑いです…

果物で夏冷えに!?薬膳のプロがすすめる「体を温める果物」

カテゴリー:院長スケジュール2019年09月20日(金)

ちょっと過ごしやすい気温になったような気がします。

今年は暑いですね〜 という会話で体を冷やす食べ物、温める食べ物の話をしていた時に見つけた記事です。

果物で夏冷えに!?薬膳のプロがすすめる「体を温める果物」

美容や健康のためにフルーツを食べる人も多いかもしれませんが、薬膳においてフルーツは身体を冷やすものが多いです。冷えは太る原因にもつながるので、日頃から身体を温めるフルーツを味方につけましょう。

身体を温めてくれる薬膳的おすすめフルーツを3つご紹介します。
■身体が冷えるとなぜ太る?
薬膳のベースの考えになっている中医学(中国伝統医学)の世界では、身体を構成する3つの物質である「気・血・水(き・けつ・すい)」の巡りが悪くなると冷えやすくなるといわれています。その冷えた部分に脂肪がつきやすいといわれているため、身体を冷やさないことはとても大切です。
「普段から温かい飲み物を飲む」「お尻やお腹を触ると冷たい」「手足がいつも冷たい」という方は、身体が冷えている可能性が高いです。このような人がバナナやスイカ、メロン、キウイフルーツなどのフルーツを食べてしまうと、余計に冷えて太りやすくなるでしょう。
■身体を温めるフルーツ3つ
(1)桃
桃は、身体を温めながら血の巡りも良くしてくれるフルーツです。血の巡りが悪くなると、肩こり、冷え、生理痛の原因につながるといわれていますので、桃の作用で身体を温めながら血の巡りを良くしましょう。また、腸をうるおす作用もあるので便秘でお悩みの方にもおすすめです。
(2)さくらんぼ
さくらんぼは、身体を温めながら「気(き)」をおぎなう食材です。気は、生命エネルギーといわれているので、気が足りなくなると疲労感や免疫力が落ちるといわれています。この季節は汗と一緒に気が減りやすく夏バテにもなりやすいので、さくらんぼを食べて夏バテしない身体を目指しましょう。また、むくみ緩和効果も期待できます。
(3)ライチ
ライチは、身体を温める作用のほか、「血(けつ)」をおぎなう作用にもすぐれているフルーツです。世界三大美女である楊貴妃も好んで食べたといわれています。血や髪、肌にうるおいとハリを与えてくれる働きや、気持ちを安定させる働きも期待できますので、美容と健康にぴったりの食材です。
いかがでしたか? 身体の冷えは太る原因につながるほか、さまざまな不調を招いてしまう可能性もあります。ご紹介したフルーツを味方につけて、身体を冷えから守ってくださいね。

何でも〇〇過ぎ…が良くないんです。食べ過ぎ、飲み過ぎのように。
特に食べ物は旬なものを美味しいうちに食べましょう。

夏バテ予防や美肌効果まで!? 夏こそお風呂に入るべき理由とは

カテゴリー:院長スケジュール2019年09月12日(木)

ちょっと涼しく感じたらものすごい暑さになってしまいました。熱中症の患者さんは多いです。そんな時に見つけた記事です。

バテ予防や美肌効果まで!? 夏こそお風呂に入るべき理由とは

夏バテ予防にも! 冷えやむくみ、疲れを改善
屋外の暑さから、エアコンで冷えた屋内へ移動するときの気温差によって、冷えやむくみに悩まされている人も多いのではないでしょうか。また、冷たい食べものや飲みものをとったり、エアコンの効いた部屋に長時間いると、夏バテの原因となる「冷え」を進行させてしまいます。
冷えやむくみは血液がうまく循環できていないことが原因で起こります。入浴することで温まった血液が1分間に1周するという「温熱作用」により、全身の皮膚の毛細血管や皮下の血液が広がり、血液がスムーズになります。また、ウエストが3〜6cmも細くなるほどの「水圧効果」により、足にたまった血液が押し戻され、心臓の動きが活発になり、血液の循環が促進されます。
ちなみに、冷えは「万病のもと」と言われるように、肩こりや不眠などのさまざまな不調をきたすだけでなく免疫力を下げる原因にもなります。むくみはほったらかすと慢性化してだるさや太さにつながる場合も。冷えやむくみも1日1リセットすることが大切です。そのためにも毎日お風呂に入るように心がけましょう。
また、夏はどうしても暑さによる不快感からイライラが募り、余計な疲れをため込みがち。「疲れ」や「ストレス」は夏バテを引き起こしてしまう原因にもなります。そんな原因を取り除くためにも、入浴がもつ「浮力作用」を活用しましょう。
お風呂に浸かると体重はおよそ9分の1程度になります。ふだん体重を支えている筋肉や関節がその役割から解放されてゆるめられるとともに、脳の緊張もほぐれ疲れが和らぎます。また、身体的なリラクセーションを得ることで心も解き放たれ、イライラを軽減してくれます。リラクセーションを得るためのコツは、バスタブに多めのお湯を張ることです。深く浸かれば、より浮力作用も感じやすくリラックスできますよ。

ベタベタの汗をサラサラに変える

夏はたくさんの汗をかきます。この汗のもっとも重要な役割は体温調整です。私たちは汗をかかないと体温のコントロールができません。
汗には「いい汗」と「悪い汗」があり、通常、健康であれば水分だけが皮膚の表面に出て、必要なミネラルは血液に再吸収されます。いい汗はその99%が水分なので水のようにサラサラして蒸発しやすく、塩分やミネラルが含まれないため雑菌が繁殖しにくく臭いがしません。一方で、発汗を促す交感神経や汗腺の機能に問題があると、水分のみならずミネラル分も一緒に皮膚に出てしまいます。すると、ベトベトしていたりネバネバしていたりするので蒸発しにくいことに加え、塩分やミネラルが含まれているために雑菌が繁殖しやすく、皮膚表面の垢や皮脂と混ざり臭いものになります。これが悪い汗です。

日頃から汗をかく習慣があれば、この悪い汗はいい汗に変えることができます。そこで効果を発揮するのが入浴です。
温熱効果や水圧効果で温まった血液が全身をめぐり、体温が上昇し、発汗が促されます。すると、だんだん汗腺の機能が整えられて、水分だけが体外に出てミネラル分は再吸収されるいい汗に変わります。
睡眠改善、美肌効果もアップ!

熱帯夜でなかなか眠りにつけない…。夏のお悩みのひとつではないでしょうか。睡眠不足になれば疲労回復がうまくできずに、夏バテを引き起こしてしまう可能性もあります。夏バテを予防する質のいい睡眠をとるためにも入浴は欠かせません。

お風呂には快眠へのスイッチをオンにする役割もあります。眠気のリズムと体温のリズムはリンクしていて、私たちは体温が下がると眠気を感じるようにできています。つまり快眠のためには体温をじょうずに下げることが重要です。お風呂に入ると温浴作用と水圧作用によって血流がよくなり体温が一時的に上がりますが、お風呂から上がるとその血流のよさから体の熱が解放され、体温が適切に下がり眠気を感じます。また、浮力作用によるリラクセージョン効果もよりよい眠りへと誘ってくれるでしょう。

良質な睡眠はその日の疲れを取るだけではなく、成長ホルモンの分泌を促したり、自律神経のバランスを整えたりと、美しさと健やかさを手に入れるためにも重要な役割を果たしてくれます。

また、美肌のためにもお風呂は欠かせません。
夏は汗をかくだけではなく、日焼け止めなどのUVケアで汚れが溜まりやすくなります。お風呂には全身まるごと「浸け置き」できるメリットがあり、毛穴や汗腺などに詰まった汚れをじんわりとやさしく取り除くことができます。
ほかにも、温熱作用、水圧作用で高まった血流で老廃物の排出が促され、酸素や栄養がすみずみまで行き届くことで、化粧品の効果を最大限に引き出すことができるという女性にうれしい効果もあります。

体の冷えやむくみ、睡眠を改善してくれるだけでなく、美容にも一役買ってくれる夏の入浴。また、夏バテの原因となる「冷え」や「疲れ」、「睡眠不足」を解消するためにも、夏入浴をとり入れてみてはいかがでしょう。

お風呂の効果はいろいろあって健康に良いですね。この暑さをお風呂で流してしまいましょう。

しんきゅう通信9月号

カテゴリー:院長スケジュール2019年09月07日(土)

2019しんきゅう通信9月号

しんきゅう通信9月号です。

また台風ですね。

夏は危険!?「足がつる」症状の予防と対処法

カテゴリー:院長スケジュール2019年08月29日(木)

最近、首や腰、足の症状を訴える患者さんが多いです。何もしてないのに…という患者さんとの会話で見つけた記事です。

夏は危険!?「足がつる」症状の予防と対処法

若い頃には無縁だった「足がつる」という状態ですが、年齢とともに足はつりやすくなってきます。足がつる原因は、筋肉疲労や水分不足、ビタミン・ミネラル不足、そして冷えなどがあげられます。夏場、冷房の効いた職場で一日中働いていて体が冷え切ってしまうことも、足がつる原因になるようです。

足がつる部位はふくらはぎだけではありません。足の裏、足の甲、足の指、太ももといった、あらゆる部分に症状が出ることがあります。日頃から予防をするには、まずはバランスのよい食生活が大事です。とくに、マグネシウム、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンEが効果的。そして、ストレッチなどの適度な運動を行い、夏場でも湯船につかり、体を冷やさないことも大切。また、漢方では、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が筋肉のけいれんに効くとされています。

足がつるのはほとんどが一時的なものですが、毎晩のように足がつるという人は、糖尿病、肝臓病、腎不全、椎間板ヘルニアといった病気が原因の場合も。気になる場合は、内科、整形外科、神経内科の受診をオススメします。

当院に通って来られている患者さんは前はよくつっていたのに…と言われる患者さんが多いです。鍼灸治療で筋肉の疲れも回復です。

夏むくみの原因「隠れ脱水」対策に!スイカを食べるべき理由

カテゴリー:院長スケジュール2019年08月22日(木)

たくさん汗をかくのに浮腫んでる…何で?
という患者さんとの会話から見つけた記事です。

夏むくみの原因「隠れ脱水」対策に!スイカを食べるべき理由

「夏になるとむくみやすくなる」と感じている方は多いのではないでしょうか? むくみの原因はいろいろありますが、かくれ脱水もむくみを引き起こす一因となります。
汗をかきやすい季節、かくれ脱水を予防してむくみにくい身体づくりには、「スイカ」がおすすめです。なんとスイカは、牛乳より水分が多いのだそうですよ!
かくれ脱水対策にスイカがおすすめな理由をご紹介します。
■かくれ脱水でむくむのはナゼ?
「かくれ脱水」とは、脱水症の症状がでていないものの、身体の中の水分が足りていない状態のことをさします。
むくみは、身体に余分な水分がたまった状態ですから、脱水とは無縁な気もしてしまいますが、実は逆。身体の中に必要な水分、つまりミネラルを含む体液が不足することで、本来排出されるべき老廃物を含んだ水分が身体に溜まってしまい、むくみを引き起こしているのです。
■かくれ脱水対策にスイカがおすすめな理由3つ
(1)カリウムで水分バランスを正常に
汗を出すことで、身体から失われるのは水だけではありません。ナトリウムやカリウムなどのミネラルも失われてしまいます。
ナトリウムとカリウムは、共に働いて体内の水分バランスを保っています。そのため、発汗でバランスが崩れると、むくみやすい状態になってしまいます。
スイカには、ナトリウムとカリウムが含まれていて、とくにカリウムが豊富で、汗によって失われたミネラルを補給します。
(2)シトルリンで血液の流れをスムーズに
スイカの注目成分であるシトルリンは、アミノ酸の仲間で血液中に存在し、血管を刺激して血液の流れをスムーズにする働きがあります。
エアコンなどで身体が冷えて血流が滞ることもむくみを引き起こす一因となりますから、スイカを食べて血液の流れをスムーズに保ちましょう。
(3)β-カロテンで細胞を元気に
スイカの赤はβ-カロテンの赤。β-カロテンは紫外線などで体内に発生する活性酸素のダメージから細胞を守ります。
活性酸素によって細胞がダメージを受けると、本来の働きができず身体の機能が低下してしまいますから、紫外線が強い夏は意識して摂りたい栄養素ですね。
スイカの約90%は水分。これは、牛乳より水分が多いのだそうです。身体に必要なミネラルと水分を同時に補給できるスイカを、この夏はたっぷり食べて、むくみ知らずで過ごしたいですね。

簡単に水分補給できるのが経口補水液です。当院でも大活躍しています。

鍼灸治療の事なら名古屋栄にある順風堂にお任せ下さい。