良質な眠りを実現!忙しい時でもしっかり疲れをとる睡眠法
最近、寝ても寝ても眠たい。何時も眠たい。という患者さんとの会話で見つけた記事です。
良質な眠りを実現!忙しい時でもしっかり疲れをとる睡眠法
睡眠は脳を休ませ整理する大切な時間。仕事でより良いパフォーマンスを発揮するための大事な要素でもあります。ところが仕事が忙しすぎて、つい睡眠時間を削ってしまう。眠らなきゃ、と焦るあまりかえって寝付けない……そんな事はありませんか? 忙しい時こそ、質の良い睡眠をとって疲れをしっかり取り、効率的な時間の使い方をしたいですね。
良質な眠りを実現!忙しい時でもしっかり疲れをとる睡眠法
そこで今回は、忙しい時でもしっかり疲れをとることが出来る眠り方を睡眠診断士に伺いました。
睡眠のプロに聞く!忙しくても良質な睡眠をとる方法
良質な眠りを実現!忙しい時でもしっかり疲れをとる睡眠法
:忙しいと、気持ちが高ぶって寝付けなかったり、そもそも寝る時間を確保するのが難しいものですが、どうしたらしっかり疲れをとる眠り方ができますか?
「最初の3時間をぐっすり」が肝心!
:人の眠りは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を90分周期で繰り返すことはよく知られていますが、特に最初の1サイクルである180分は、最も深い睡眠がとれるといわれています。この3時間をいかにしっかり眠れるかが、充実感のある眠りにつながります。それに向けて、入眠しやすい体と環境づくりが大切ですね。
まずは、寝る前に体温をしっかり上げることです。そのためには、お風呂に入るのがベスト。
良質な眠りを実現!忙しい時でもしっかり疲れをとる睡眠法
無理な場合はシャワーでも良いです。ポイントは、「熱いお湯を短時間」ではなく、「ぬるめのお湯を長時間」です。そうする事で、体の芯まで温まります。
また、体温が一度上がり、再び下がる頃が最も入眠しやすくなるので、冬場は眠る時間の30分前、夏場は2時間ほど前に入浴すると良いでしょう。
:最初が肝心なのですね。
:そうですね。理想をいえば、30代であれば7時間の睡眠が必要といわれています。ただ、働き盛りはいつもそうは行かないので、最初の3時間の質を高める事を意識しましょう。
良質な眠りを実現!忙しい時でもしっかり疲れをとる睡眠法
眠る事は儀式!「スッキリ環境」で潜在意識が最大活力を発揮する
良質な眠りを実現!忙しい時でもしっかり疲れをとる睡眠法
そして次のポイントは、「寝室の環境整備」です。
寝室やベッドの周りに、ごちゃごちゃとモノが置いてありませんか?
人は潜在意識の中で、周りにあるものを全て認識しています。ベッド周りに物が多い、ベッドや布団の硬さが合わなくて寝返りが打ちにくい……など、眠りを妨げる要素があると、脳は無意識のうちにそれに反応します。
そして、眠っている間もその物に当たらないように体の位置を気をつけたり、寝返りが打ちにくかったりするので、眠りが浅くなります。
わかりやすい例として、ホテルや旅館で落ち着いてゆっくり眠れることが多いのは、余計なものがないからです。
寝室やベッド周りもそのように「寝るための聖域」と捉えて、眠るのに必要なものだけを配置しましょう。
その他、音や光にも脳は反応しますから、静かで光が直接目に入らない環境づくりのためにも、間接照明などを上手に使いましょう。
良質な眠りを実現!忙しい時でもしっかり疲れをとる睡眠法
そして、これは「気持ちの環境整備」ともいえますが、パジャマを着るのは寝る直前にしましょう。家の中でいつもパジャマ姿の方がいらっしゃると思いますが、それはだらしない上に、気持ちの切り替えが出来なくなるのでお勧めしません。寝る直前にパジャマを着る事で、潜在意識に条件反射の紐づけが出来る、というメリットもあります。寝る事は儀式だと思って、毎晩しっかり取り組む姿勢を持ちましょう。
:私もベッド周りに書類やスマホを置いてしまうので反省です……。
私たちは、眠る事で毎晩バージョンアップしている!
良質な眠りを実現!忙しい時でもしっかり疲れをとる睡眠法
:人は、起きている時の顕在(けんざい)意識より、寝ている時の潜在意識の方が活発だといわれていますので、潜在意識自体が余計なものに邪魔されないで活動できる環境を作りたいですね。また、大脳が発達した人間にとって睡眠とは、起きているあいだ見聞きした情報を整理・整頓するための、とても大切な時間。
日中フル回転だった脳というスパコンがクールダウンし、翌日に備えてバージョンアップするための時間。私たち人間は、日々アップデートしている高性能なパソコンなのです。忙しい時、多くの方が最初に削ろうとするのが睡眠時間であると思います。しかし、人間のそういった性質を考えると、それはかえって能率を下げる方法だとお分かりになるでしょう。私に言わせれば「寝る時間がもったいない」のではなくて、「寝不足でいる時間の方がもったいない」です。
忙しい時こそ睡眠時間の確保を最優先にすべきです。そうする事で、脳の休息とリカバリーができ、起きている間の時間は相対的に短くなっても、より集中して有効に使えるようになるはずです。
:「眠る」という事について、今までそんな風に考えたことがなかったように思います。表面的ノウハウだけではなく、認識をまず整えるところからですね。今日も大変参考になるお話、ありがとうございました。
鍼灸治療された日はよく眠ることができると患者さんに言われます。鍼灸治療は睡眠の質の向上にも役立っていると思います。











