院長ブログ

なぜ寒暖差で発症? 「寒暖差ぎっくり腰」に注意!

カテゴリー:院長スケジュール2025年03月13日(木)

春は腰痛が一番多い季節です。という話を患者さんとしていた時に見つけた記事です。

なぜ寒暖差で発症? 「寒暖差ぎっくり腰」に注意!

5月を思わせるような季節外れの陽気から、真冬並みの寒さへ、そしてまた春の暖かさと、気温の変動が大きくなっています。体調管理が難しくなっていますが、腰にハリや冷えを感じたら、ぎっくり腰に注意する必要があるようです。

今の時季に注意すべき理由、生活のなかでできる対策など、詳しく教えていただきましょう。

寒暖差でぎっくり腰!?

春は急激な気温の変化に注意したい体の不調があります。

「それが『寒暖差ぎっくり腰』です。季節の変わり目はギックリ腰などの急性症状が増え、当院では3月から4月にかけての来院数が年間でみても多くなります。『急に腰が抜けるような痛みが出た』『朝起きたらピキッときた』という患者さんがやって来ます。
今年は特に気温の上下が激しいので、急性症状の増加だけでなく、症状の慢性化が懸念されます

なぜ、寒暖差でぎっくり腰が発症するのでしょうか。

「ぎっくり腰とは、腰の急性症状ですが、この時季に起きやすくなる原因には、筋肉の硬直、自律神経の乱れ、身体のゆがみがあります。

まず、寒さから筋肉が硬くなりやすいことがあります。寒いと身体は体温を保とうとして、血管を収縮させます。血流が悪くなって筋肉が硬直してしまうのです。

次に、激しい寒暖差から自律神経が乱れやすくなります。自律神経は、血流のコントロールなど体温調整の役割を担っていますが、働き過ぎからコントロールがうまくいかなくなり、筋肉の緊張が抜けなくなります。

そして、寒さに対抗しようと無意識に身体をすくめたり、姿勢が悪くなってはいないでしょうか。背骨や骨盤などに負担がかかり、身体のゆがみにつながります。

こうして身体が本来の柔軟性を失うと、無理な動きをしてしまい、ちょっとしたきっかけで急性症状が起きてしまうのです。ぎっくり腰だけでなく、朝の寝違えなども起こしやすくなります」

腰で辛い思いをしない対策

腰で辛い思いをしないための対策を教えていただきましょう。

「寒暖差ぎっくり腰」対策(1)冷やさない
ぎっくり腰に冷えは大敵です。朝晩は特に注意したいといいます。
「就寝時にネックウォーマーや腹巻きを活用するなど、首もと、腰回りを冷やさないよう注意しましょう。
エアコンなど暖房を適切に使うことで室内の温度が低下し過ぎないようにします。また、朝起きてすぐ布団から出るのではなく、軽くストレッチして筋肉を温めてからにします」

「寒暖差ぎっくり腰」対策(2)身体を温める
生活のなかで意識して身体を温めるのも大切だといいます。
「こまめに温かい飲み物を飲み、ショウガやネギ、根野菜など身体を温める食材を選ぶようにしましょう。お風呂はシャワーで済ませず、湯船に浸かってしっかり温まります」

「寒暖差ぎっくり腰」対策(3)適度な運動
血流を促し、筋肉を柔らかく保つためにも適度な運動を取り入れましょう。
「軽いストレッチなら誰でも気軽に取り入れられるのではないでしょうか。腰や首、肩周りを重点的に。特に、長時間同じ姿勢になりがちなデスクワークの人は、意識して仕事の合間に身体を動かすようにしましょう。
ラジオ体操やウォーキングなども、無理なく身体を動かせて効果的です」

「寒暖差ぎっくり腰」対策(4)リラックス
自律神経を整えるためにも、夜はしっかり休むことも大切です。
「1日中スマホやパソコンなど使って、神経を興奮させてしまう生活を送ってはいないでしょうか。寝る前など、リラックスして過ごす時間を確保するようにしましょう」

これらの対策は「寒暖差ぎっくり腰」の予防に有効ですが、症状が出てしまってから自己判断で行うのはおすすめできません。

「年度末ということもあり、仕事が立て込んで疲労が溜まってなかなか休めていない方も多いです。

この場合、疲労が自然治癒力を上回っているので、症状が長引いてしまう方が増えています。

ぎっくり腰になってしまうと仕事や家事ができなくなるなど、日常生活への支障が大きくなることもあります。日々の生活習慣から気をつけていただき、もしぎっくり腰になってしまったら、近くの整骨院など身体をみる専門家に相談することをおすすめします」

腰痛多いです。皆さんも早めに対策、相談してくださいね。
3月から4月にかけては行事、異動などの忙しさから無理をしがちですが、「寒暖差ぎっくり腰」のことも気づかいながら過ごすようにしましょう。

しんきゅう通信3月号

カテゴリー:院長スケジュール2025年02月28日(金)

しんきゅう通信月 3号 2025

しんきゅう通信3月号です  春本番?まだ寒い?

体を温めるために良いのは、全身浴or半身浴? “お風呂の常識”4つの誤解

カテゴリー:院長スケジュール2025年02月22日(土)

体を温めるために良いのは、全身浴or半身浴? “お風呂の常識”4つの誤解

日本列島を再び寒波が襲い、各地で大雪や急激な冷え込みなどが続いています。

体が冷え切ったときはお風呂で温まりたくなりますが、改めて確認したいのがお風呂の入り方。“常識”と思っていることに、意外な誤りがあるものです。
せっかくのお風呂タイムを有効なものとするためにも、お風呂博士に教えていただきましょう。

ゆっくりお風呂に入る人が増えている
日本人にとって入浴とは、単に体を洗い清潔にするだけでなく、湯船に浸かることで疲労を回復し、リラックスできる大切なひととき。なかには美容効果や健康効果を期待する人もいるでしょう。

「コロナ禍以降じっくりお風呂に入る人が増えていることがわかっています。ただ、世間で漠然ともたれている“お風呂の常識”には誤りが含まれていることもあります」

誤解されていることが多いのは次の4つです。

“お風呂の常識”4つの誤解
▼体によいのは全身浴より半身浴
全身お湯に浸かるより、上半身を湯から出したままの半身浴の方がよいのでしょうか。
「温熱効果は全身浴の方があります。肩までしっかり浸かった方が、体温が上がるのです。肩周りが温まることで、肩こりの緩和も期待できます。
ただし、あまり長時間になると身体や肌への負担となるので注意しましょう。また、水圧が苦手な人や心疾患等がある人は半身浴の方がよいでしょう」

▼温まりたいから熱めの湯
寒い日は特に、熱めのお湯に入って温まりたいという人も多いでしょう。
「熱めのお湯では体の表面だけで温まり、入浴時間も短めになりがちです。ぬるめのお湯にゆっくり入ることで、体を芯まで温めることができます。
また、よく『40℃のお湯で10〜15分』が最適と言われますが、これはあくまで目安と考えるといいでしょう。年代や個人差によって、温度の感じ方は様々です。

43°C以上の高温や20分以上の長湯はおすすめできませんが、『ずっと入っていたい』という温度で楽しんではいかがでしょうか。
スキンケアを気にするなら肌に負担の少ない39〜40℃のぬるめの温度で10分程度、シャキッとしたい朝は42℃の熱めのお湯で5分など、目的によってアレンジするのもいいでしょう」

▼お風呂で痩せる
お風呂の前後で体重をはかり、軽くなっていることに喜んではいないでしょうか。
「お風呂上がりに体重が減少しているのは、汗をかいて体内から一時的に水分が減った結果です。入浴によるカロリー消費は微々たる程度で、体重を減らすほどの効果はありません。
ただ、入浴には後の消費カロリーを上げたり食欲を抑えたりする効果があるため、ダイエットに活用することはできます」

▼こり解消のために入浴剤の炭酸の泡を当てる
シュワシュワ泡の出る入浴剤は、泡をこっている部位に当てると効果が高まるのでしょうか。
「入浴剤の泡を体に当てる必要はありません。炭酸ガスタイプの入浴剤は、炭酸ガスが発泡して、お湯に溶け切ってから効果が発揮されるよう設計されていますので、泡が出切ってから入るのがおすすめです」

立春を過ぎたとはいえ、まだ寒さは続きそうです。上手にお風呂に入り温かくして過ごしましょう。

「糖質オフ」「糖質ゼロ」「糖質カット」の中に…実は“血糖値が上がる”ものが2つあった【専門医解説】

カテゴリー:院長スケジュール2025年02月14日(金)

最近お腹が空いて…つい食べ過ぎちゃう…という患者さんとの川で見つけた記事です。

「糖質オフ」「糖質ゼロ」「糖質カット」の中に…実は“血糖値が上がる”ものが2つあった【専門医解説】

血糖値が上がってしまうのは…?
日々の食事で血糖値を気にしている人にとって、多種多様な食品で見かける「糖質オフ」「糖質ゼロ」「糖質カット」といった表示はどれも魅力的に見えるのではないでしょうか。
しかし、自身も30年の1型糖尿病歴がある、内科医・糖尿病専門医は「実はこの中に、血糖値が上がってしまう可能性があるものが2つ潜んでいる」と指摘します。血糖値を上げてしまうかもしれない表示は「糖質オフ」「糖質ゼロ」「糖質カット」のうち、どれなのか……詳しくご解説いただきました。

「糖質」と「糖類」の違いにも注意
日々、血糖値に気を使っている人の中には、スーパーやコンビニなどで食品を手に取るとき、「糖質オフ」「糖質ゼロ」「糖質カット」といった表示をチェックしている人も多いのではないでしょうか。これらは一見すると、どれも糖質が「ない」ように感じられますが、実はこの中に、血糖値が上がってしまう可能性のあるものが潜んでいます。
結論から言いますと、「糖質オフ」「糖質ゼロ」「糖質カット」の中で血糖値を上げる可能性があるのは、「糖質オフ」と「糖質カット」の2つです。

炭水化物は「糖質+食物繊維」ですが、このうち血糖値を上げるのは糖質で、食物繊維は血糖値を上げません。これを踏まえ、「糖質オフ」「糖質ゼロ」「糖質カット」について解説します。

【糖質ゼロ】
100グラム当たり0.5グラム未満の場合、「糖質ゼロ」と表示できます。糖質0.5グラムは血糖値にほとんど影響しないため、血糖値を気にせずに食べても問題ありません。

【糖質オフ・糖質カット】
「糖質オフ」は、“糖質が控えめ”であることは伝わる表示ですが、どの程度少ないのかは分かりにくいです。例えば、「糖質50%オフ」などの表現であれば参考になりますね。「糖質カット」も同様です。

なお、「糖類オフ」の基準はありますが、「糖質オフ」の基準は定められていません。よって、栄養成分表示の「糖質」または「炭水化物」の表記を確認して参考にするしかありません。

ちなみに、この「糖類」とはブドウ糖や砂糖のこと。つまり、「糖類ゼロ」であればブドウ糖や砂糖は使われていませんが、その他の糖質が含まれていることがあり、血糖値に影響します。一方、「糖質ゼロ」は糖質そのものが含まれていないので、血糖値には影響しません。この違いに注意しましょう。

最後に、血糖値を気にしている人が、糖質が含まれない食品を正しく選ぶためのポイントをお伝えします。

一般的に、「糖類ゼロ」と書かれているものには糖質が含まれていることが多いです。「糖質カット」や「糖質オフ」にも、実際は糖質が含まれます。

血糖値を気にするのであれば、「糖質ゼロ」を選ぶと間違いありません。栄養成分表示に記載してある糖質や炭水化物の量を確認する癖をつけましょう。

言葉って難しいですよね。情報は大事です。気になる情報はしっかり掴んでおきましょう。

夜中に目が覚めてしまう人は肉体疲労が足りない?今日からできる、2つの対策|睡眠コーチが回答

カテゴリー:院長スケジュール2025年02月06日(木)

夜中に目が覚めちゃう…という患者さんとの会話で見つけた記事です。

夜中に目が覚めてしまう〈中途覚醒〉。その原因のひとつに、肉体疲労が不足していることが挙げられます。今日からできる2つの対策について紹介します。

夜間頻尿と並ぶ大きな原因は「肉体疲労の不足」

中途覚醒の理由として、夜間頻尿に並んで多いのが、「肉体疲労が足りていない」ということ。
頭脳労働をしている人の場合、脳は疲れているのに体は疲れていないために、脳と体の疲労度がアンバランスになっている人がほとんどです。たとえば、1日の歩数が4000歩未満の人の場合、中途覚醒する率がグンと上がります。
また、筋トレをしているか・していないかでも、中途覚醒の度合いが異なってきます。
普段から定期的に筋トレをしている人の中には、ジムに行って筋トレをした日は途中で起きることはないのに、ジムに行かなかった日は必ずと言っていいほど目が覚めるという人が少なくありません。

ではどうすれば、中途覚醒を解消することができるのでしょうか。簡単にできそうなものとして、以下の【1】【2】の2つをご紹介しましょう。

1.歩数を増やす

目安は最低でも4000歩、できれば8000歩以上を目指しましょう。

とは言え、自分がどれぐらい歩いているか、わざわざ数えることは難しいですよね。歩数計を買ってもいいのですが、スマホのアプリで十分です。
歩数のアプリにはiPhoneにもAndroidにも標準で付いています。アプリなら歩数がポイントになる『トリマ』や『楽天ヘルスケア』が有名で、活用している人も多いです。
もしもウオッチ型のウェアラブル端末があればそれを使うのもいいでしょう。計測するとおわかりいただけると思いますが、4000歩は意外とすぐに達成できます。
とは言え、わざわざウォーキングの時間を確保するのは面倒かもしれません。普段自転車で行くところを歩いていくとか、電車通勤の人であれば朝か帰りに1駅分歩くなど、あまり無理のない範囲で増やすようにするといいでしょう。

2.スクワットをする

筋トレでおすすめするとしたらスクワットです。スポーツトレーナーが「もし1つだけ筋トレをするとしたら何ですか?」と尋ねられたとしたら、みんな口をそろえて「スクワットをやってください」と言うでしょう。それくらいスクワットは、筋トレ効果があります。

と言うのも、体の大きな筋肉はほとんど下半身に集中しているからです。下半身の筋肉を鍛えることで、ホルモンの分泌が促される他、血液循環もよくなります。
スクワットは正しい姿勢で行ってこそ、筋トレ効果が期待できます。「なんちゃってスクワット」にならないよう、できれば全身が映る鏡か、鏡がなければ夜に限られますが大きなガラス窓の反射を利用して、姿勢をチェックしながら行うといいでしょう。
鏡やガラス窓の中心に1本テープを貼っておくと、チェックがしやすくなります。100均などで売っているマスキングテープでOKです。
基本は寝る1時間前、入浴前にこのスクワットをしてお風呂でリラックスというのが最も効果的です。

なお、スクワットはゆっくり10~30回程度行うのなら、睡眠に支障が出るほど交感神経のスイッチは入りません。むしろ日中ほとんど体を動かさない方などは、寝る前に10回程度スクワットすると、疲労困憊でそのまま寝られるという人もいます。

一般的に筋トレは寝る前にはいけないと言われていますが、それはジムでがっつりレベルの話であり、ちょっとしたものならほとんど問題ありません。

頭が疲れている疲れと身体の疲れは別ということなんでしょうね 適当な運動は現代社会では必要ということです

しんきゅう通信2月号

カテゴリー:院長スケジュール2025年01月31日(金)

しんきゅう通信月 2号 2025

あけましておめでとうございます

また?と思われた方 昨日が春節 新年節と言って旧正月だったんです

新旧共に本格的に新しい一年が始まる時です

蛇は脱皮して成長し、前にしか進めないから巳年は脱皮の年、前に進む年だそうです

あなたの冷えタイプは?タイプごとの正しい対策で体が改善

カテゴリー:院長スケジュール2025年01月16日(木)

寒い日が続きます。でも急に暖かくなったり…体調もおかしくなります。手足が冷えてしょうがないという患者さんとの会話で見つけた記事です。

あなたの冷えタイプは?タイプごとの正しい対策で体が改善
年末年始からぐっと冷え込む日が続いています。体が冷えると、肩こりや腰痛、便秘などの様々な不調に影響を及ぼしているといいます。

「大切なのは自分の体を知って、不調の原因となる冷え対策をすること」冷えのタイプと対策について教えていただきます。

不調は”冷え”のせい?
「漢方で『冷えは万病のもと』というように、冷えは肌荒れ、むくみ、胃痛、胸やけ、便秘や下痢、肩こり、腰痛、女性ならば生理痛や生理不順など、様々な不調と深い関わりをもっています。
冷えやすい食習慣、運動不足や入浴時間の短縮、ストレスなど、現代日本人の生活は、冷えやすいものとなっています。なかには自分の体質について『冷えではない』『暑がり』などと誤解していることもあります。冷えのタイプを知って、体質を改善していきましょう」

冷えのタイプと対策
(1)末端冷えタイプ
指先や足先など、末端部分が冷たくなりやすいタイプです。顔色がくすみがちで、ニキビや肌荒れなどのトラブルも多いです。今の時季は足先が冷えて寝つけないことも。
「血液が末端まで届きにくくなっている状態で、手足が冷めたくなるので“冷え”の自覚がある人が多いです。ダイエットなどで栄養不足があると起こりやすいです。
靴下やカイロで、手足だけでなくお腹や腰も温めましょう。入浴は湯船につかる、運動で血行をよくする、温かい食事を取るなど、意識して冷やさない生活を心がけましょう」
(2)下半身冷えタイプ
ほてりを感じたり、顔や背中から汗をかくことがあります。冷たい飲み物が好きで便秘がち、イライラしやすいです。ニキビや肌荒れ、目の下のクマに悩まされることも多くなります。
「上半身がほてっていても、実は下半身が冷えています。主に下半身の筋肉が少ないことで起こっています。30歳代〜更年期の女性に比較的多く、暑がりだと誤解していることも。
下半身を冷やさないこと、温めることが大切です。根本的な改善には、体を動かして筋肉をつけていきます。特に、下半身の筋トレは取り入れたいものです」
(3)内蔵冷えタイプ
手足や体の表面は温かいのですが、下腹部を手で触ると冷たく感じます。冷えの自覚がない人もいます。便秘と下痢を繰り返したり、かぜを引きやすいなどの不調があります。
「内臓に十分に血液が届いていないために、腸の動きが悪くなるなど、内臓機能が低下している状態です。疲れやすかったり、免疫力が低下してかぜも引きやすくなります。
冷たい飲食物を好んでないか、食生活を見直しましょう。また、お腹を冷やさないように、普段から腹巻きをつけるのがおすすめです。お風呂は湯船に、腹筋を鍛えるのも効果的」
(4)全身冷えタイプ
冷えの自覚があるか、一年中寒いと感じているタイプ。夜中にトイレのために起きてしまうこともあります。顔色が青白く体力もないほうで、だるさや食欲不振を感じやすいです。
「手足も内臓も冷え切っているタイプです。低体温のことが多く、疲れやすいです。冷えとしては最も深刻な状況です。
入浴は湯船で、食事では体を温める食材を選ぶほか、前述3タイプで紹介した全ての冷え対策を勧めます。ストレスや疲れもよくないので、体を温めリラックスする時間を大切に」
自分の体のことを知り、原因となっていた習慣を改めることが大切だといいます。
「体が冷えやすい季節になってきたので、入浴は湯船で体を芯から温めましょう。運動もぜひ取り入れたい習慣です。体を動かすことで血行がよくなり、体の熱を作り出す筋肉を増やすことができます。食事やカイロやレッグウォーマーの活用など、小さなことでも少しずつ体を楽にすることはできます」

こうした対策を続ければ、2週間ほどで体が変わってくるといいます。全国的に厳しい寒さが続いていますが、“冷え対策”で元気に過ごしていきましょう。

じつはマスク以外にできる「風邪予防」があった…!試してほしい、3つの《超かんたんな方法》

カテゴリー:院長スケジュール2025年01月10日(金)

じつはマスク以外にできる「風邪予防」があった…!試してほしい、3つの《超かんたんな方法》
中医学で知る、秋の「簡単セルフケア」
連日、ニュースでもインフルエンザなどの感染者数が激増している報道が流れています。インフルエンザなどへの感染で予約をキャンセルされる患者さんと電話で会話した時に見つけた記事です。

「中医学は“季節の養生”と言われるほど、季節や暦を重視する」と語るのは、中医学と心理学の両面から、健康に過ごすための「生活習慣」を提案します。

長引く暑さの疲れが抜けないまま一気に秋に突入し、疲れがとれない、咳が続く、あるいはメンタル面での落ち込みなどに悩んでいる人も多い頃ではないでしょうか。

本稿では、数千年という歴史に裏づけられた中医学の知恵と四季折々の暦をもとに、ロングセラーとなっている同氏の著書『二十四節気の暦使い暮らし かんぽう歳時記』より一部を抜粋・編集しながら、意外すぎる秋の“簡単セルフケア”について紹介します。

身体の潤い不足から不調の「負のスパイラル」に

本格的に秋がグッと深まる、10月下旬。朝晩の冷え込みが強くなり、乾燥した冷気を吸い込むことで、五臓の肺に負担がかかりやすくなります。

とくにマスクをする機会が増えてくると、さらに肺が弱りやすく、呼吸器系のトラブルのみならず、疲労や元気が出ないなど、エネルギー不足が顕著に見られるようになるでしょう。
寒さに順応するためにはエネルギーばかりか血液も消耗するため、貧血気味の方などは、とくに気をつけたい時期となります。
秋の乾燥からくるのぼせ・イライラ・倦怠感なども出やすく、風邪もひきやすい頃でしょう。身体の潤いを補うためには、加湿や深呼吸を心がけたいところです。
また、冬の到来を前に、心身を癒やすための“質の良い深い睡眠”が大切になる時期ですが、身体の潤いが不足すると、この頃からの養生の要となる“睡眠”に悪影響を及ぼすことに……。

こころと身体を鎮静してくれる潤いが不足することで、寝つきが悪い、あるいは眠りが浅いなどの症状が出やすくなるでしょう。
ただでさえ、秋はメンタル面で悲しみ・気分の落ち込み・イライラ・思い悩みなどが見られる時期ですから、「考えすぎて、眠れない……」といった“負のスパイラル”に陥る人もいるかもしれません。

加湿や深呼吸の意識に加え、「白い食材」(関連記事参照:秋に食べると「健康コスパ」が上がる食べ物《ベスト4》…!睡眠の向上、ダイエット、呼吸器の炎症、肌の乾燥に効果)からもしっかり潤いを補給しましょう。

つまり、秋後半の養生のポイントは、いつもよりも“しっかり食べて、しっかり寝る”こと! イライラや落ち込みなどのメンタルの不調を改善するためにも、食事でしっかりと身体に潤いとエネルギーを補給し、その上で、たっぷり睡眠を取るようにしてください。

また、秋はシーズンを通じて“乾布摩擦”がおすすめ。中医学では、秋は肺の季節とされますが、じつは、肺は皮膚もコントロールしています。

そこで、逆に皮膚を強化することで、肺を元気にすることができるんです。“乾布摩擦”と聞くと、裸になってゴシゴシと身体をこするようなハードなイメージがあるかもしれませんが、それほど大袈裟にする必要はありません。
たとえば、テレビを観ながら服の上から身体をこするだけでもオッケーです。服も、まぎれもなく“乾布(=乾いた布)”ですよね。
肺を刺激にするには、腕の肺経の経絡(手の太陰肺経)がある場所を擦りましょう。手の太陰肺経は、手のひらを上に向けて、親指から肩までを通っています。

あとはとにかく服の上から、向きや流れにとらわれず身体中を擦ってみるだけでも、皮膚への刺激が生まれ、血流が良くなります。

乾布摩擦は花粉症の予防にもなりますので、アレルギーのある方はこの時期に限らず、ぜひ、いつでも気がついたときに取り入れてみてください。

乾布摩擦じゃなくても手でこするだけでも効果はあります。昔からの知恵ですね。

しんきゅう通信1月号

カテゴリー:院長スケジュール2025年01月04日(土)

しんきゅう通信月 1号 2025

あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします

「インフルエンザ」のA型・B型の違いをご存知ですか? 症状・感染経路などを医師が解説

カテゴリー:院長スケジュール2024年12月25日(水)

インフルエンザが猛威を振るっています。患者さんとインフルエンザの話をしたときに見つけた記事です。

「インフルエンザ」のA型・B型の違いをご存知ですか? 症状・感染経路などを医師が解説

毎年流行するインフルエンザですが、「A型」「B型」「新型」といった名前を耳にすることは多くても、それぞれの違いを詳しく知る人は少ないかもしれません。

特に新型や鳥・豚インフルエンザについては、ニュースで話題になるものの、実際のリスクや特徴について誤解されることも多いようです。
本記事では、インフルエンザの型の違いや特徴、それぞれの感染リスク、さらに予防のポイントについて、専門家の先生にお話を伺いました。

インフルエンザにはどんな種類があるの?

インフルエンザには、A型、B型、新型などさまざまな型があると聞きますが、具体的にどのような種類があるのでしょうか?
先生:
インフルエンザは現在、A型、B型、C型、D型の4つに分類されます。それぞれが遺伝子レベルで異なり、流行の仕方や対象とする生物に特徴があります。特に注目されるのはA型とB型です。
A型は変異が多く、動物から人への感染を引き起こす可能性が高いため、パンデミックの原因になりやすいと言われています。一方、B型は主に人間に感染し、A型ほどの大規模な流行にはなりにくいですが、症状が長引くことがあります。
新型インフルエンザという言葉もよく耳にしますが、これはA型の中で大きな遺伝子変異が起き、新たなウイルスとして注目されるときに使われる名称です。

それぞれの型は何を基準に分けられているのですか?
先生:
主に遺伝子の違いで分類されています。中でもA型にはウイルスが細胞に侵入するために使う道具のようなもの「ヘマグルチニン」と「ノイラミニダーゼ」という構成成分があり、それらの組み合わせによって、H1N1やH3N2のように細かく分類されます。
これらの成分は非常に変異しやすく、新たな流行株が頻繁に生まれます。一方、B型は変異が少ないため、A型のような細かい分け方はされません。
それでも、再感染することは可能で、一度感染して免疫ができても時間の経過とともに感染するリスクが戻ってくるのが特徴です。

鳥や豚から感染するインフルエンザについても気になります。人にも感染する可能性があるのでしょうか?
先生:
A型インフルエンザは鳥や豚などの動物に感染するだけでなく、これらの動物を介して人に感染することがあります。動物の間でウイルスの変異を繰り返しながら、最終的に人にも感染できる形になることがあり、これがパンデミックの原因になることもあります。
たとえば、鳥から豚、豚から人への感染、さらには鳥から直接人への感染が報告されています。さらに、動物由来のインフルエンザが人間に感染すると、同時に異なるウイルスが体内で混ざり合い、新たな遺伝子を持つインフルエンザが生まれることもあります。
このように、インフルエンザは非常に適応能力が高く、私たちが目を離せない理由の一つです。

A型とB型では、症状や流行時期に違いはありますか?
先生:
症状に関しては、A型とB型の間で大きな違いはないとされています。ただし、流行時期については違いが見られます。一般的にA型は冬の初めから春先まで流行し、2月から3月には収束することが多いといわれています。
一方、B型はその後も残りやすく、4月や5月になっても散発的な感染が見られることもあります。このため、インフルエンザのシーズンが終わったと思って油断していると、B型に感染してしまうことも少なくありません。

感染力や重症化リスクについての違いはありますか?
先生:
感染力や重症化リスクについては、基本的にA型とB型の間に大きな違いはないと考えられています。ただし、B型については一部の抗ウイルス薬が効きにくい可能性が指摘されています。
そのため、B型の流行時には、治療が難航するケースがA型よりも若干多いかもしれません。いずれにせよ、インフルエンザそのものの病原性はどちらの型でも同じように注意が必要です。

ワクチンはすべての型に効果があるわけではないと聞きます。それでも接種が推奨されるのでしょうか?

先生:
ワクチンには「感染を防ぐ効果」と「重症化を防ぐ効果」の2つの役割があります。毎年の感染予防効果は30~70%と幅があり、完全に感染を防ぐことは難しい場合もあります。
しかし、重症化予防には非常に効果的であり、高齢者や基礎疾患を持つ人がインフルエンザによる重篤な症状を避けるために重要です。ワクチンを接種することで、自分自身だけでなく周囲の人たちを守る効果も期待できます。

インフルエンザが毎年異なる型で流行する理由を教えてください。
先生:
インフルエンザウイルスは「抗原性」という性質が少しずつ変化していくため、毎年異なる流行株が登場します。A型の場合、H1N1やH3N2という2つの主要な流行株のどちらかが流行する傾向があります。一方、B型の流行株は山形株またはビクトリア株のどちらかになります。

流行の予測はどのようにおこなわれるのですか?
先生:
流行予測は、南半球の流行状況が大きな手がかりになります。たとえば、日本が夏の時期にはオーストラリアなどの南半球は冬を迎えています。そのため、半年先の北半球の流行を予測することが可能です。
また、熱帯や亜熱帯地域のように、1年を通じて緩やかに感染が続く地域のデータを参考にしながら、次の流行株を予測します。この予測に基づいて、ワクチンの株が決定されます。

日常生活で予防できる方法はありますか?
先生:
基本的な予防策は、ワクチン接種が第一です。それ以外では、コロナ対策と同様に混雑した場所を避けたり、手洗いや咳エチケットを徹底したりすることが重要です。
特に、症状がある人は周囲に感染を広げないためにマスクを着用することを心がけてください。また、十分な睡眠とバランスの良い食事で免疫力を高めることも効果的です。

インフルエンザの型の違いや特徴について、専門医の忽那先生に解説していただきました。普段なんとなく耳にする「A型」「B型」「新型」といった言葉の背後には、遺伝子の変化や流行の背景といった重要なポイントがあります。特に動物から人への感染リスクや、流行予測に南半球のデータが使われている点は新たな発見だったのではないでしょうか。日常の予防策はシンプルですが、毎年続けることが大切です。今年の流行に備え、ワクチン接種や手洗いの徹底を心がけましょう。

コロナ禍ではインフルエンザはあまり流行しませんでした。ということはコロナの予防はインフルエンザにも有効だということです。知識と技術はあります。経験もあります。気を抜かず感染予防しましょう。

鍼灸治療の事なら名古屋栄にある順風堂にお任せ下さい。