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実は冬こそ汗ケアが必要?夏の汗よりニオイがキツイのは冬の汗

カテゴリー:院長スケジュール2019年12月21日(土)

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暖冬のためか冬なのに汗をかくという話を良くします。そんな時に見つけた記事です。

実は冬こそ汗ケアが必要?夏の汗よりニオイがキツイのは冬の汗

今年は持ち歩ける扇風機「ハンディファン」が流行した猛暑の夏が終わり、ようやく夏のデオドラントケアから解放されホッとしていませんか?実は冬の汗は夏よりもっと臭うのです。冬こそしっかり汗のニオイ対策をしましょう!
そもそも汗が臭うのはナゼ?
汗腺にはエクリン線とアポクリン線の2種類があります。 エクリン線から出る汗は水分に近くサラサラしています。一方、アポクリン線から出る汗はタンパク質やミネラルなどのニオイ成分が含まれ、わきの下や陰部に集中しています。汗をかいたまま放置すると細菌によって分解されますが、分解によってできた物質が独特のニオイを発します。また、わき毛に汗が付着するとニオイが空中に分散されるため、処理をしていない男性は女性に比べて体臭が強くなる傾向があります。
「冬の汗と夏の汗」何が違うの?
夏の間は毎日のように汗をかきます。そのため汗腺はしっかりと機能していますが、冬は汗をかく機会がぐっと減るため汗腺の機能が衰えてしまいます。血液から汗は作られるわけですが、機能が高い(夏の汗腺)は汗を作る際に、ミネラルなどのニオイ成分を血液に再吸収させてから汗として放出するのです。 ところが、(冬の汗線)は機能が衰えているため、この再吸収がうまくいかなくなりニオイ成分が高い汗が出るのです。
夏と冬の汗のかき方の違いでニオイも変わる!?
夏は体温の上昇によって汗がでます。これを「温熱性発汗」と呼び、自然にゆっくりかく汗です。これに対して緊張などで部分的に手のひらや、わきの下にかくストレス性の部分的な汗は「精神性発汗」と呼ばれ、短時間で大量に汗をかくため血液に再吸収させる余裕がなくミネラルやタンパク質成分の高い汗となるのです。 また、「精神性発汗」はアポクリン線の集まるわきの下などから出ることも多いため「精神性発汗」で汗をかくと強いニオイの汗が出てしまうというわけです。
冬のデオドラントケアはどうする?
冬の衣服はコートやセーターなど汗が蒸発しにくい素材が多いので、放置しないよう早めに汗を拭きとりましょう。また、汗腺の機能を高めるとニオイ成分の低い汗が放出されるので、入浴や有酸素運動で普段から汗をかくことも重要です。また、肉は腸内でニオイ成分が生成されるので、野菜が多めの食生活にすると良いでしょう。デオドラントケアとしてミョウバン含まれた制汗剤を使用するのもおススメです。ミョウバンを使用した制汗剤は汗の量を抑え、消臭効果も高く肌を弱酸性に保ち常在菌の繁殖を抑えます。古代ローマ帝国の時代から使用されていた最古の制汗剤というのも納得です。

汗をかく機会減るからこそ、逆にニオイ成分が強くなってしまう冬の汗。臭ってしまったらと不安になると「精神性発汗」につながります。「汗をかいたらすぐにふき取る」「入浴や運動で汗腺を鍛える」「食生活を見直す」などのケアをしましょう。

汗は冬も大切なんです。鍼灸治療は代謝を促進させます。汗をかきにくい人は鍼灸治療で汗をかけるようになると良いですね。

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