院長ブログ

疲労回復の権威が教える「疲れ」のとり方。ほぐすべきは肩より脳!

カテゴリー:院長スケジュール2020年01月24日(金)

疲れが全く取れないという患者さんとの会話で見つけた記事です。

疲労回復の権威が教える「疲れ」のとり方。ほぐすべきは肩より脳!
マッサージに行っても、お風呂にゆっくりつかっても、スッキリ疲れがとれない……。
何だかいつも、体が疲れている。そこには、意外な理由があるようです。疲れがとれない本当の原因だけではなく、根本的な対処法が紹介されています。

疲れの原因は「脳」にある
「何をやっても疲れがとれない」人は大勢います。しかし、肩こりや腰のこわばりがあるから、肩や腰に問題があるとは限らない。筋肉そのものに原因があるわけではない。
脳が疲れると、自律神経が乱れがちになります。すると、体に気になる症状が出てきます。体の症状に対処しても、大元の脳に対処しなければ根本的な解決にはなりません。
『疲労回復の名医が教える 誰でも簡単に疲れをスッキリとる方法』3ページより引用
実は、疲れているのは筋肉ではなく、「脳」にあると著者はいうのです。
脳には自律神経のコントロールセンターがあり、24間365日稼働しています。そこに過度な負担がかかったとしたら、脳が疲れてしまうということは当然でしょう。体の症状だけではなく、脳の疲れをスッキリとることが、全身の疲れにアプローチしていくことにつながるようです。

「疲労」と「疲労感」は必ずしも一致しない
逆に、楽しいことややりがいがあることをしていると、あまり体の疲れを感じないことがあります。それは、なぜなのでしょうか。
疲労とは何かを科学的に理解するとき、もうひとつ重要な知見があります。それは、「疲労」と「疲労感」とが必ずしも一致しないという事実です。
『疲労回復の名医が教える 誰でも簡単に疲れをスッキリとる方法』24ページより引用
疲労を起こすのは、おもに脳内にある自律神経の中枢で、視床下部、辺縁系、全帯状回などといった回路。つまり、脳の中心部分です。
反面、疲労したという情報を集めて疲労感を感じさせるのは、大脳の前頭葉にある眼窩前頭野(がんかぜんとうや)という部位。つまり、疲労が起きる部位と、疲労を自覚する部位がそれぞれ違っているのです。
飽きだしたら、脳が疲れているサイン
だとしたら、脳が疲れているときに表れるサインを、どのように正しく見極めたら良いのでしょうか。
脳が疲れていると、「飽きる」「作業効率が落ちる」「眠くなる」という3つのサインが現れます。

『疲労回復の名医が教える 誰でも簡単に疲れをスッキリとる方法』28ページより引用
脳疲労の3大サインとして、「飽きる」「作業効率が落ちる」「眠くなる」が挙げられています
最初に現れるサインは「飽きる」。作業を続けていると、脳内で同じ神経細胞の回路が使われます。そのため、活性酸素が発生して、神経細胞が酸化してしまいます。酸化が進むと、修復が困難になり、脳が「違う神経細胞を使え」と、指示を出すため、飽きてしまうのです。サインを感じたら、休息をとって、脳をしっかり休めることが重要です。無視したまま続けていると、自律神経が疲れている状態が続き、高血圧症や糖尿病、がんの発症リスクが高まってしまうというのです
自分が感じる疲労感だけに頼らず、3大サインが出たらちょっと休む。脳の疲れを蓄積させないためのコツであるといえそうです。

「睡眠」と「こまめなリセット」で脳の疲れをとる
それにしても、気をつけていてもたまってしまう疲れは、一体どう解消したらいいのでしょうか。
脳を休めて回復させるには、毎日の疲れをリセットすること。その最適な方法はよい睡眠をとることです。
『疲労回復の名医が教える 誰でも簡単に疲れをスッキリとる方法』36ページより引用
脳の疲れを取るためには、やはり睡眠をとること。しかも、質のいい睡眠で、自律神経の疲れをとっていくことが大事なようです。
よい睡眠を得るためには、安全で快適な環境がポイントになると著者はいいます。

たとえば、就寝1時間前になったら、できるだけテレビやパソコンから離れて、刺激の強い光を避ける。そして、就寝3時間前には、部屋の照明をオレンジ色に変えることを勧めています。
暗くなって眠くなるのは、脳内でメラトニン(睡眠ホルモン)が影響するからであることは有名です。そのメラトニンは、朝起きたときに生成されるセロトニンが、起床後14~16時間たって姿を変えたものです。

メラトニンの分泌を正常化するためには、眠りに入る前の3時間、昼の光に近い明るい光を浴びないことが理想だといいます。自然界における、夕方から夜に変わっていく環境を再現することで、睡眠モードへの準備が整っていくといえるでしょう。

そして、目を瞑るだけでも脳をリセットできると著者はすすめています。たとえば、ランチのあとに机の上でうつぶせになって、15分間目をつぶるだけでもよいようです。それは、情報処理量が激減するからなのだといいます。

日々、発している疲れのサインを正しくキャッチ。脳の疲労をしっかりとっていきたいものです。

如何でしょうか?鍼灸治療も短い時間で脳の疲れ、自律神経の疲れを回復させていきます。

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